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『「朝」日記の奇跡』たった3分で理想通りの毎日をつくる話

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どうも、がわです。

 

先日テレビで満島真之介さん(女優の満島ひかりさんの弟さん)が興味深いお話をされていました。

 

あなたは「朝日記」って、ご存知ですか?

 

日記とは普通、一日を振り返って記録するものなので夜にかきますよね。

「朝日記」とはその名の通り日記を朝にかくというものなのですが、普通の日記とは書くタイミング以外にも異なる点があります。

 

毎日つけている日記にちょっとした工夫をするだけでただ過去を記録する日誌ではなく魔法のツールになるんです。

 

たとえば、

  • 夢ややりたいことはあるけど「いつかしよう」と思っている人
  • 緊急だけど実は重要じゃないことにとらわれて、優先順位取り違え病にかかっちゃってる人
  • 目の前の問題を「とりあえず」片付けることばかり繰り返している人

 

そういう人にとって「朝日記」は、かくだけで自分にとって本当に重要な問題と向き合わせ解決を促してくれる『問題解決日記』になるんですよ。 

 

※私も自分ルール『思い立ったら即行動』に基づき「朝日記」実践中!

※関連記事:GACKTさんの自分ルールを真似したら一日がめちゃくちゃ充実してびびった件

 

「いつかしよう」という言葉で自分の声を何回ごまかしてきましたか?

あなたにとって本当に重要な問題と毎日しっかり向き合えていますか?

 

これから『「朝」日記の奇跡』(佐藤 伝 著)を参考に、「朝日記」についてご紹介します。

「朝」日記の奇跡

「朝」日記の奇跡

 

 

「朝日記」をかく時間は、たった3分です。

その3分があなたの理想通りの毎日をつくることをぜひ知ってほしいと思います。

「朝日記」ってどういうもの? 

先ほどもかいたように「朝日記」とは朝に日記をかくというものです。

 ・・・と、「朝日記」の説明の前に1つ質問します。

 

そもそも、あなたには日記をかく習慣はありますか?

 

日記自体には様々なメリットがあるので、かいていないというのならぜひ書いてみてほしいです。

色々発見があって面白いですよ。中学生のころから始めてもう10年以上日記をかいている私がいうので間違いありません。笑

 

日記をかくメリット

たとえば日記をかいていると、日々のできごとを記録できるだけじゃなく、記憶や感情を文字に書き起こすので文章力が高まりますよね。

 

かくことで思考や記憶でいっぱいになった脳内が整理されるので、頭がスッキリするだけじゃなく、新しい情報を取り込むスペースをつくることもできます。

 

しかも毎日のアウトプットは記憶力が格段によくなるといわれているんです。(アウトプット:インプット=8:2が脳に最も良いらしい)

 

また、はけ口のない負の感情を日記にぶつけることもできるので、ストレス発散になり、精神的な健康をもたらすとも言われています。

 

こうして書き出してみると、日記ってすごいですね。。

「別に朝にかかなくてもいいんじゃね?」とさえ思えてきます。笑

 

それでも「朝」日記をオススメする理由は、普通の日記にはデメリットが隠れているからなんですよね。

 

日記に隠されたデメリット

夜に日記をかくということ、一般的には、その日にあった振り返りをかきますよね。

単純に一日の流れや、思ったことや感じたこと、反省や後悔もかくことだってあるでしょう。

それってつまり、焦点は過去にしかないんですよ。

※私は完全に記録目的だったのでデメリットに感じていませんでしたけどね。笑(でも過去だけにフォーカスするのはもったいない)(より、今現在に活かしたい!)

 

また、一日というのはその日の睡眠も含まれています。

脳は眠りながら必要な記憶とそうでない記憶を選別して整理しているといわれているのですが、眠る前にかく日記というのは整理する前の脳がごちゃごちゃした状態でかくことになるんです。

 

「それを整理するために日記をかいてるんだろ!」

と言われればその通りなのですが、寝ている間に勝手に脳が整理してくれるですよ?

だったら整理後、必要な情報だけのスッキリした脳で日記を書いたほうが、より意味のある内容になると思いませんか?

 

それに夜は休息する時間です。

疲れ果ててすぐにでも寝たいときだってあるのは当たり前ですよね。そんなときに日記なんてかけたものじゃありません。

でも、そうやって寝てしまうと「その日にかけなかった」という罪悪感さえ感じることがあるんです。

※昔の私はよくこの罪悪感に苛まれましたね。当時は「日記はその日にかくもの」「毎日かかないと意味がないもの」という固定観念にとらわれていました。(日記は義務でもなんでもない、自由なものなのにね。笑)

 

「朝」 日記にするメリット

では、日記のメリット・デメリットを踏まえたうえで、それを朝にかくとどうなるのでしょうか。

 

朝日記には5つのメリットがあるといわれています。

*これからはじまる一日の準備ができる(計画性)

*昨日のことなので正確に思い出すことができる(効率&記録性)

*前日の感情を一旦リセットし、できごとと感情のバランスがとれた内容がかける(中立性)

*多忙であってももっとも自由になるのは朝なので続けられる(継続性)

*過去の貴重な経験や記憶を今日に活かすことができる(復元性)

 

引用元:『「朝」日記の奇跡』(佐藤 伝 著)

 

つまり、朝日記とは、

効率的に無理なく続けられ、しかも過去の貴重な体験や知恵を今日これからの未来に結びつけることで、成功への可能性を高めていく魔法のツール

だということです。

 

ちなみに、

夜は思考系の中枢である前頭葉が疲れていて、感情系が優位に立ちやすくなっている

引用元:『脳が冴える15の習慣』(築山 節 著)

といわれていることもあり、夜よりも朝の方が論理的な思考をするのに向いているのが伺えます。

なので落ち着いて問題と向き合ったり冷静に物事を考えるには朝の方がいいということです。(確かに夜は妄想的になるというか、地に足がついていない思考が多い気がする)(だからよくニヤニヤしたくなるのか)(※がわは昼夜問わずニヤニヤしています)

 

 

また、「朝日記」をかくということは、「今日一日」を意識的に生きるということです。

 

「昨日は部下を叱ったけれど、今日は指示するときの伝え方を変えてみよう」

「天気がよくて気持ちいいな。今日はいいことが起こる気がする」

「読みたい本がある。夜10時を読書の時間にしよう」

 

どんなことでもアウトプットした思いはその日ずっと意識することができます。

 

たとえば「雨が降るかもしれないこと」を意識するかしないかでは、行動に差がでると思いませんか?

傘を持っていく、着る服・履く靴を変える、移動手段を選ぶなど、意識しているから「こうしよう」って思うんですよね。

 

あなたの描く夢や目標も同じです。

朝一に意識したいことを脳に刷りこめば、その日一日「こうしよう」って思えることが見つかるはずです。

しかもそれを毎朝続けるとしたら、一体どうなるでしょうか?

いつしか理想通りの毎日になると思いませんか?

 

「朝日記」はたった3分です。

その3分が理想をつくるのだとしたら、一度試してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。

 

 

「朝日記の良さはわかった。でも朝って、めちゃくちゃ忙しくないか?」

「とてもじゃないけど日記なんかかいてられないよ!」

 

・・・なんて、そんな声が聞こえてきそうですね。笑

 

ではそんなあなたにお伺いしますが、一体いつだったら忙しくないのでしょうか。

結論をいうと、朝でも昼でも夜でも、忙しいと思っている人はいつだって忙しいんです。どのタイミングだって「やらない理由」を用意してるんですよ。

 

いつもより10分早く起きればいいだけなんですけどね。

そのために前日、いつもより10分早く寝ればいいだけのことです。

 

人って、大小関わらず大抵のことはなんでもできると思うんですよね。

だってできないんじゃなくて、本音は単に「めんどくさい」だけだったりしますから。笑

 

 

それでもこの記事をここまで読んでくれているということは、少なくとも朝日記に興味をもっていて、朝日記をつけてみたい気持ちがあるからだと思います。

 

「現状をよりよくしたい」

「小さくても夢に向かった一歩を踏みだしたい」 

 

そんなあなたにこれから朝日記の具体的な実施方法をご説明いたしますね。

 

朝日記のつけかた

朝日記をかくにあたっていくつかポイントがあります。

昨日の貴重な記憶や経験をしっかり今日に活かすためにも、以下の点はおさえておいてほしいと思います。

 

朝日記をかくときのポイント

  • 3分以内に今の気持ちをホンネでかく
  • 内容のテンプレートをつくる
  • 単年日記でなく連用日記にする
  • 同じ時間・同じ場所でかいて習慣化する

 

では、それぞれをさらっと説明していきますね。笑

 

『3分以内に今の気持ちをホンネでかく』

色々ポイントはありますが、基本的に朝起きてやることはたった1つなんですよね。

そうです、3分以内に今の気持ちをホンネでかくだけなんです。(短時間だからこそ続けられる)

 

それをよりよくするために他のポイントもあるのですが上記のポイント一覧をみて、もしも「なんだか難し(めんどくさ)そうだな・・・」と思ったなら、

もうこれだけでいいと思います。

 

そもそもかき方に正解はないので自分の思うようにかけばいいんですよ。続けていくうちに自分の型みたいなものができてくるので、ぜひオリジナルで突き進んでください。

(※後に記載していますが、私も独自の二刀流で取り組んでます笑)

 

1つお伝えするとしたら、最初の7日間だけポジティブな内容をかくことをオススメします。

ネガティブな感情を否定するわけではありませんが、最初なのでモチベーションは大切ですよね。毎日楽しくかけるように、習慣化させるためのコツとしてポジティブな内容を意識すると良いでしょう。

 

『内容のテンプレートをつくる』

白紙に「さあかけ!」といわれるよりは、「今日の目標は?」など具体的なテーマがあった方がかきやすいですよね。

オススメのテーマは「お金」「仕事」「健康」「人間関係」です。なぜなら大抵の悩みや目標はこの4つに関連するからです。

また人は心理的に枠があると埋めたくなるので、テーマごとにハコを用意してあげると良いでしょう。

以下の図は、私がエクセルで実際につくった最初のテンプレートです。

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こちらは本書で紹介されているデジタル用日記のテンプレートを元に作成しました。

今までずーっと手帳に手書きしてきた私にとってエクセルで日記をかくことは衝撃の発想でしたが、パソコンを使うのも案外悪くないですね。

※この9マス日記のサンプルは検索すればいくらでもでてくるのでご自身の思うものを使用しましょう。

 

余談ですが、やっぱり手帳にかくのも好きな私はアナログとデジタルの二刀流です。(ビバオリジナル!)

私の朝日記のスタイルは、寝起きすぐにササッと今の気分を手帳にかいて、PCを立ち上げている間に顔を洗い、スッキリしたところでエクセルの枠を埋めていくという流れです。

 

さらに余談ですが、アイディアの部分に『思い立ったら即行動』とかいているのもテンプレートの一部です。こうすると日記をかくたび読むことになるので、意識したいことを毎日意識できるようにしています。

 

『単年日記ではなく連用日記にする』

一般的に日記は一年で一冊とされていますよね。これを本書では単年日記といい、連用日記とは、同月同日が何年分も1ページに並ぶスタイルの日記のことをいいます。

 

わたしは、これからはじまる今日という日に、昨年の今日、一昨年の今日のできごとや感情が活用できると考えています。

そのために、昨年の今日、一昨年の今日つけた日記をわざわざ見ようと思わなくても、勝手に目に入ってくる連用日記が理想的なのです。

引用元:『「朝」日記の奇跡』(佐藤 伝 著)

 

時折過去の日記を振り返る私にとって、この発想は便利だなと思いました。

本にはアナログとデジタル両方のやり方を詳しく説明されていますが、PCを使う習慣がある人には当然デジタルをオススメします。

エクセルだとわざわざ定規を使って線を引かなくたって表を無限にコピーできますからね。

 

『同じ時間・同じ場所でかいて習慣化する』

これは朝日記のポイントというより、継続させるためのコツですね。

もうそのままです。時間と場所を決めましょう。

私のように『「顔を洗ったら」エクセルで朝日記をつける』といった具合に既にある習慣に連動させると継続に効果抜群ですよ。

※関連記事

www.likereedom.com

 

まとめ

たった3分で理想通りの毎日をつくる

その秘密は「朝日記」をつけることでした。

 

普通の日記のメリット・デメリットに加え、佐藤 伝さんの『「朝」日記の奇跡』 を参考に「朝日記とはなんぞや?」ということをご説明いたしました。

以下、本文を箇条書きでさらっとまとめています。

 

日記をかくメリット

  • 文章力が高まる
  • 頭がスッキリする
  • 新しい情報を取り込むスペースができる
  • 記憶力が格段によくなるらしい
  • ストレス発散になり精神的な健康をもたらす

 

日記に隠されたデメリット

  • 焦点が過去だけになる
  • 脳がごちゃごちゃした状態でかくことになる
  • 「その日かけなかったこと」に罪悪感を感じることもある
  • (一般的に夜にかくので)論理的思考をするのに向いていない

 

朝日記のメリット

*これからはじまる一日の準備ができる(計画性)

*昨日のことなので正確に思い出すことができる(効率&記録性)

*前日の感情を一旦リセットし、できごとと感情のバランスがとれた内容がかける(中立性)

*多忙であってももっとも自由になるのは朝なので続けられる(継続性)

*過去の貴重な経験や記憶を今日に活かすことができる(復元性)

 

引用元:『「朝」日記の奇跡』(佐藤 伝 著)

 

※そういえばデメリットを書いていなかったのでかこうと思ったのですが、今のところ最初にエクセルで表をつくるのがちょっと面倒、ぐらいしか思いつきませんでした。

※続けていくうちに気付きがあれば随時更新します!

 

朝日記をかくときのポイント

  • 3分以内に今の気持ちをホンネでかく(最初の7日間はポジティブな内容)
  • 内容のテンプレートをつくる(4つのテーマがオススメ)
  • 単年日記でなく連用日記にする(アナログ・デジタルをうまく活用)
  • 同じ時間・同じ場所でかいて習慣化する(既存の習慣に連動がオススメ)

 

朝日記をつけてにやにやしようよ

朝日記をかくと、毎日を意識的につくることができます。

 

たとえば水曜日の朝に「美味しいものを食べよう」と意識したとき。

お昼休憩はよくコンビニで買うけれど今日は同僚を誘ってカフェのランチに行ってみようかな?なんて、そんな些細なことだとしてもあなたが意識した「美味しいものを食べよう」という気持ちを現実に反映することができます。

 

それと同じように夢や目標だって現実に反映させることは自分が思ってるより簡単なことなんじゃないかなって思うんです。

そのための便利なツールとして今回はこの「朝日記」をご紹介しました。

 

毎朝にやにやしながら「今日はこういう日にしよう」って、そんななんでもない3分があなたをもっとニヤつかせることをにやにやしながら願ってます。笑

 

ちなみに。。

朝日記は2年目にして不思議な力を発揮するそうです。

2年目に突入ということは、朝日記を始めた1年前の同月同日の自分に出会えるということです。

つまりそこから毎日過去の自分と、ある意味対話をしながら日記をかけるということなのですよ。

私は今からそのことが楽しみでしかたないです。笑

だって、ちょっと恥ずかしいような、だけどなんだか面白そうだと思いませんか?笑

 

↓実際に朝日記2年目突入された方の感想

www.livingfk.com

 

ではでは今回はこの辺で。

 

最後までお読みくださり本当にありがとうございました!

「朝」日記の奇跡