どうも、がわです。
実は私、去年の8月からバンクーバーに滞在していています。
学生+ワーホリVISAで1年半(ビジター合わせたら最長2年)滞在できるようにしてきたのですが、カナダ(というか海外生活)に満足したので来月帰ります。
※関連記事:自由になりたきゃ今の生活やめてみそ。私が既存の日常をやめた話
普通、こういった体験談は終わった後に語るものですよね。でも完全に終わってしまう前に語ろうと思いました。だって今振り返りながら書いたほうが、よりリアルな言葉でお伝えできそうじゃないですか?(帰国した後にもまた色々書くつもりですが)
今回は大まかに、私が感じたバンクーバーリアル感想文を【人・物価・環境】と3つのパートに分けてお伝えします。
(できるだけありきたりな情報にならないように頑張ります・・・!)
※この記事は、人生を変えるキッカケにワーホリしようとしている人や、バンクーバーに興味がある人に向けて向けて発信しています。
※ワーホリって何?という人はまずはこちらをどうぞ↓
人編
バンクーバーに住んでる人
えーっと、ごめんなさい、初っ端から、すでに知ってることかもしれなくて申し訳ないですがこれだけは言わせてください。。
やっぱりね・・・、アジア人めっちゃ多い。
特に日本人・韓国人・中国人はほんとよく見ます。見知った顔だから余計目につきます。特にバンクーバーは多いですね。世界一住みやすい都市ベスト5に入るだけあって、本当に色んな人が住んでいます。
カナダにきた当日、ホームステイ先の家族がフィリピン系カナディアンで混乱しました。
「カナディアンだけどフィリピン人でもあるの?どういうこと?」(無知だったので○○系とつくのが新鮮でした。)(私なら「なにわ系ジャパニーズ」?とかバカなこと考えてました。)
単にたくさんの国の人が住んでいるだけじゃないんだなぁと、多国籍文化の想像とのギャップを実感しました。
みんな自由人
ちなみに私が想像していた“いかにもカナディアン”な人達とまともに会話したのは語学学校と飲み会ぐらいです。
飲み会には大体知らない人が混じってます。日本人だと「誰々も呼んでいいー?」みたいな前置きあるじゃないですか。こっちは急に合流します。
パーティーでもない普通の飲み会ですよ、どこまで友達かわかんないくらい増えてるときがあります。しかもみんな初対面でも3年前から友達感をかもし出していて、馴染むのがまあ早い。(でもそれが普通になるから結果みんな仲良しになる)
私もそういうのに慣れてきた頃は「これがカナディアンスタイルってやつかな」なんて、ビンビール揺らしながら酔ってましたね。(これだから海外かぶれはウザがられる)
私のおともだち
一番仲良しグループの国籍は、ものの見事にバラバラでした!
- 日本(私以外)
- 韓国
- 中国
- フランス
- ブラジル
- カナダ(フィリピン系)
- サウジアラビア
(各国代表1人ずつ、みたいな。)(色んな国の英語がきけて面白い)
絶望的な英語レベルの私にしてはかなりインターナショナルな交流ができました。カナディアンはあとから友達経由で知り合いましたが、それ以外のメンバーとは学校で出会って以来、ずっといい関係です。大体毎週会います。(ぶっちゃけ会いすぎて疲れるときも。。笑)(サウジの子だけ、学校終えたらちょっと疎遠になっちゃったなあ)
私は、出身国を判別するスキルがかなり低いです。道行く人がどこ出身かわかりません。私の地理の弱さもあります。多分それが全てです。
英語の勉強も大事ですが、友達になれた時に相手の国のことをもうちょっとわかってあげられていたらなあ、と思いました。(地理も把握しとけよってことだぞ!)(私が把握してなさすぎ)
※絶望的英語スキルと残念な地理知識でどうやって多国籍な友人と仲良くなれたのかはまた別の記事でお話します。
物価編
※この記事では平均価格として1カナダドル=85円で計算してます。
カナダの物価は日本より高めだと思います。
当たり前ですが、カナダ産のものは安く手に入ります。
このチョコなんてロンドンドラッグ(日本でいうマツモトキヨシみたいなお店)に行けば、安いときは200g×2袋で7ドル(約600円)で買えますから。
トイレットペーパーやティッシュなどの日用消耗品は、友人や知り合いにコストコ(コスコ)のカードを持ってる人がいたらもっと安く手に入ります。シェアハウスで住むと、そういう知り合いに出会いやすく頼みやすいですね。事実私はルームメイトやオーナーさん(チャイニーズ)が買出しに行くとき一緒に買ってきてもらってました。
余談ですが、「トイレットペーパーって、買っても持ち帰るの大変ですよねー」みたいに、日頃から改善したいことをシェアしておくことがポイントです。
全てを一人で網羅するのは大変なので、どうにかしたい問題があればすぐ誰かに喋ってましたね。それで解決したことが多いです。もし誰かが同じように悩んでいたなら、あとで解決策が見つかったときは共有してあげましょう。
また相手がとくに困っていなくても、どんな内容であれ自分が解決したことについては積極的に共有しましょう。(思いやりは大切です)
※関連記事:コミュ症が欠如してるのは能力じゃなくて思いやり
あなたの一言で、相手が気付いていない問題を解決してあげられるかもしれませんよ!
外食事情
日本だと普通の居酒屋でお酒3杯と食べ物5、6品頼んでも3000円とかそんなんじゃないですか。こっちだとお酒も食べ物も平均して1つ10ドル(約850円)なイメージだから何かを3つ頼むと3000円なんてすぐオーバーします。
もちろん時間帯や店で差はありますけど目安として私はそう考えてました。(チップとかもあるし)(値段を細かく気にしないための工夫)
日本ではちょっとずつ色んな味を楽しめますが、こっちは1つをどーんです。カナダだからというより海外だなーって感じですね。
左:プティーン(カナダの名物)/ 右:チキンウイング
ちなみに飲み会ではよくチキンウイングを食べました。どこのパブにも大体あります。
鶏肉好きならいくらでも食べれるしハズレがないし、店によって味も選べたりするのでオススメです。ただ手がめっちゃ汚れる。
フォークを使っていたら「なにしてるの!」とフランス人の友人に言われました。(やば、フォークの使い方間違えてたかな?)(本場の人はやっぱり違うな・・・)なんて思ってたら「手で食べなさい!」と注意された衝撃は今でも忘れません。(フランス人もがっつくんだ)
ランチに関しては、ちゃんと食べたければ大体1000円前後ですかね。(これもチップ含む)
ちなみにマクドナルドでマックチキンバーガーとプティーンを頼んだら9ドル(約770円)ぐらいでした。(びっくり。)(日本で500円以上頼むことないよ私。。)
ラーメン一杯もそんなもんです。
余談ですが、バンクーバーにはラーメン屋さんがいっぱいあります。毎日ラーメンを食べるためだけにラーメン屋で働いてたラーメン狂の友人Mちゃん(スレンダーな美女)と、よくラーメン屋めぐりしました。
Mちゃんイチオシのラーメン屋で「ここ今週4回目(はあと)」とキラキラした笑顔を見せた彼女のラーメンに対する愛の深さははかりしれない。ラーメンだけで身体を構成しているのに太らないのも愛ゆえなのでしょうか。
「替え玉無料やねんー」と、てんこ盛りのラーメンと一緒にからあげと餃子も食べる彼女は幸せそうでした。
環境編
食べ物
バンクーバーにいたら色んな国の料理が食べれます。アジア系のスーパーも多いので、まー食には困りませんね。
私が、日本以外で味わえることはないと泣く泣く別れてきたこの鎌田のだし醤油でさえ売ってましたからね。(感激…!)発見したのは恋しすぎて日本から送ってもらった後だったのですが、感動の再会には違いありませんでした。
またローカルなスーパーには知らない野菜や普段みないフルーツなどがあって面白いですよ。
生のブラックベリーもこっちで初めて食べました。あとドラゴンフルーツを自分でカットして感動してました。(皮があんなにペロッとはがれるなんて。)発見がいちいち楽しいです。
交通
自転車や車がなくても、バスと電車で大体どこでもいけます。コンパスカード(ピタパやスイカのようなやつ)を使えばピッピッだけです。シーバス(船)もカードで乗れます。
ちなみにバスの時刻表はあってないようなものです。よく遅れるし、もう行った後だったりします。携帯のレーダーアプリやGoogleマップ、バス停番号検索サイトなどを使ってバスの位置情報を見ないとわかりません。(それすら間違ってるときもある)
来たと思ったら「NOT IN SERVICE」になっていて無常にもブゥウウンと通り過ぎることもあります。(つらい。)
乗客がフルのときも一緒です。黙って見送るしかできないので慌てても無駄なこと学びましたね。おかげでせっかちも治りました。
気候
バンクーバーの天気はすぐ変わります。天気予報もよく変わるので私はあまり見ませんでした。雨はパラパラしたのがよく降ります。折りたたみ傘をこんな頻繁に使ったのも初めてです。
あと、乾燥がすごいですね。私はいつも喉をやられて、1~2ヶ月に1度は体調をくずしていました。(弱い。)加湿器を買ってからは平気でしたが3ヶ月ほどで潰れちゃって(使いすぎ)また風邪引きました。無駄な抵抗はやめろと諭された気分でしたね。
冬は寒いです。私はユニクロの極暖ばかり着ていましたが、カナダの人は薄手のコートを脱いだらTシャツ一枚とか普通でした。雪降ってます。信じられません。体感温度の格差を感じました。
住まい
私はホームステイとシェアハウスを経験しました。
最初の1ヶ月半だけホームステイです。過去に日本人を受け入れてきた家庭だったせいか、いつもご飯が美味しかったです。
犬とおばあちゃんに毎日癒されていました。娘ちゃんがおませさんで、私の宿題を自信満々にやってくれたのですが全部間違ってて大変でした。(彼女のどや顔は忘れられない。)将来はきっと大物になるでしょう。
その後、私はダウンタウンから少し離れたシェアハウスに移りました。
ルームメイトは全員日本人です。英語環境より、情報共有のしやすさと快適さを求めたのが理由です。
元ツアーコンダクターさん、助産師さん、楽器修理士さんと、色々な職業の裏側を聞けたので、人数がいたほうが面白いなと思いました。バンクーバーと日本、両方の情報が入ってくるのありがたかったです。
おかげでアリアナグランデのLIVEにも行けました。笑
※海外のライブは写メ動画撮り放題・拡散し放題。むしろしてくれと言わんばかりにライブの合間にSNSの宣伝がモニターに映されてびっくり。笑
まとめ
以上、バンクーバーに滞在中の私の感想【人・物価・環境編】でした。
できるだけリアルなバンクーバーを感じてもらえるようにと思ったら余談が多くなりましたね。。笑
語学学校のことや友人の作り方、ラーメン狂のMちゃんオススメの店など、伝えたいことがまだまだいっぱいだ・・・!
最後に。。
私がバンクーバーでお世話になったエージェントをご紹介します。
『カナダジャーナル』さん
ホームステイの延長手続きにはじまり、住まい探しの不安を相談しにいったときは、コンビ『ますだおかだ』さんを足して2で割ったようなおねぇ系のお兄さん(こっちでは割と多い)(めっちゃ優しい)が対応してくださり、親身にアドバイスをしていただけました。(ありがとうございました…!)
また英語の勉強の仕方に不安があれば、無料体験でデモレッスンを受けることができますよ!(要予約)
※カナダジャーナルさんについてもまた後日、記事更新します!