どうも、がわです。
新しいことに挑戦したり、悩みを解決しようとしたり、変化を求めるときに必ず『否定者』ってでてきませんか。
「世の中そんな甘くない」
「出来るのは一部の人だけ」
「お前には向いてない」
「どうせ失敗する」・・・
もう、うるせええーー!!
って、なりますよね。笑
でもおかしなことに、人って否定的な意見の方に同調しやすいんですよ。
一度は経験あると思います。
たとえばあなたより仕事ができる人に「あなたもできるよ!」って言われても、横から別の人に『あの人だからできるのよ。』と言われたら、「そうだよね、私はあの人じゃないからできないや・・・」と思ったり。
いやいやいや。笑
なんでできてる人が「できる」って言ってるのに、何も成し遂げてない人の「できない」に納得してるの?っていうね。
今回は、そんな風にいつまでも同じ悩みでうだうだ言ってるわりに、「どうせ私は、」が最初にでてくるあなたへ伝えたいことがあります。
できない理由を並べるんじゃなくて、できる理由を考えませんか?
否定する人“を”好きな人の特徴
まず結論を申し上げますと、「どうせ私は」タイプの人がネガティブな思考に陥ってしまうのは否定者が近くにいるからではないんですよね。
あなたが否定する人を好きだからです。
もう一度言います。
否定する人があなたに寄ってきてるわけじゃないんですよ。周りに否定者しかいないわけじゃないはずです。
あなたがネガティブな思考に陥ってしまうのは、自信に満ち溢れた成功者より、できない理由だけを突きつけてくる否定者をあなたが選んでるだけなのです。
「そんなわけねーわ!」
って、反論したくなりましたか?
もしあなたが反論したくなったとしたら、それは「はい、そうです」と言ってるのと同じなんですよね。なぜなら人は図星をつかれるとつい反射的に否定したくなるからです。
「自分がそうであるはずがない」という思いが強く、
また弱い自分を見せたくない心理が働きます。
「自分はそうであるはずがない」を言い換えれば、
「自分はそうであるけど認めたくない」
=「自分はそうであると内心では思ってる」ってことですからね。
※関連記事:「前の彼女は~」とかいう彼氏がムカつくのは自分をないがしろにしてるからだよって話
もしあなたが本当に否定する人を好んでいないとしたら、「へーそうなんだー?」と流せるはずなんです。
つまり反論したくなったということは、あなたが否定する人を好んでいる紛れも無い事実なんですよ。
「どうせできない」と促しているのは否定者かもしれませんが、「どうせ私はできない」と結論付けているのはあなたなんです。
否定的意見ばかり聞いちゃう人の具体的な特徴一覧
- 傷つきたくないと思ってる
- 自分にはできないと思ってる
- できる理由よりできない理由を探している
- 理想が高く完璧主義
- 弱い自分をみせたくない
- 自分は間違ってはいないと思っている
- 自分に自信がない
- 失敗などリスクばかり考えている
ちなみに、これらの特徴に対しても「私は違う!」という気持ちがでてきたとしたら、あなたは本当に否定する人がお好きなようですね。笑
なぜならそうでない人は「これ当てはまるかもー」ぐらいの軽い気持ちでこのリストをみることができるからです。
もしくはシンプルに「全然当てはまってないわー」とさらっと目を通すことができるでしょう。
※そういう人はチョコレートのお話でもどうですか。(宣伝)
否定者は悪ではない
あなたは無意識のうちに否定する人の意見ばかり聞き入れいることがわかりました。
しかし否定的な意見ばかりいう人に対して、
「否定的な意見は良いとは思ってない」
「そもそも否定する人が悪い」
などなど、色々思うことはあるかもしれません。
ちょっとお伝えしたいのですが、自分に対して否定的だからといって、否定する人たちが悪というわけではなんですよね。
また、なんでもかんでも「できるよ!」と肯定してくれる人たちが正義でもありません。
彼らは彼らの考えに基づいて発言をしているだけなのです。
たとえるなら、バイキングと同じです。
高そうなお肉料理ばっかり食べるのもいいし、山のようにサラダを盛り付けてもいい。茶碗蒸しとパスタとエビチリと、和洋中ごっちゃまぜなプレートにしたって誰も何も言いません。ケーキもメロンも取り放題。
食べ物はそこに並んであるだけで、あなたが何を選んだっていいんですよ。
他人の意見も同じです。
あなたの周りには、あなたのために何かしらアドバイスをくれる人がたくさんいると思います。誰の意見を参考にするのかは、間違いなくあなたの自由なのですから。
できる理由を考えるための3つのステップ
ではでは本題の3つのステップをお話しようと思います。
といっても、実はステップ1はすでに踏んでもらっているんですよね。
『否定者を好きな人の特徴』では、あなたが普段考えていることを自覚してもらいました。
なぜいつも「どうせ私は」といった考え方になるのか?
それはあなたの中に弱い自分をみせたくない思いや自分は間違っていないはずという思いがあり、結果として否定する人の意見に同調しにいってしまっているからでした。
このようにあなたは無意識に「どうせ私は」という結論を導く理由を認識したことだと思います。
そう、ステップ1はずばり、『自分の考え方を認識する』でした。
できる理由を考えたいと思って、あなたはこの記事を読んでいると思います。
今までと違う考え方をしようとしたとき、普段の自分のクセというか、自分の考え方のパターンを知っておく必要があるんですね。
じゃないといつものパターンが無意識に出てきたとしても気付けないからです。
気付けないということは、軌道修正するのが困難なことを意味しています。
また、自分の考え方を認識できていない人にいきなり3つのステップを提示したところで、恐らく流し読みして「ふーん」で終わると思います。
実感が伴わない言葉って、どうしても流れちゃうんですよね。。
※関連記事:何でも鵜呑みにしていないか?『自発的に実感』して生きた心地のある毎日をつくる
なのであなたが普段、出来ない理由ばかり探す考え方のパターンを自然に認識してもらうために、あえてステップ1のことを明言しませんでした。
自分の考え方を認識したからこそ、あとの2つのステップが活きてくると思っています。
ではではタネ明かし(?)も終えたところで、残りのステップも順番にお伝えしていきますね!笑
3つのステップはこれだ!
- 自分の考えを認識する
- 口癖を加える
- 実際に考える
ステップ1は先ほど述べた通り、自分の考え方のパターンを意識的に認識することでした。
そしてつづくステップ2では口癖を加えます。
否定的な意見に同調する人に多い口癖が「どうせ」だと思うんです。
この言葉って、十中八九結果が決まってると思うときに使いますよね。
ということは最初からあらゆる可能性を排除してるんですよ。
だからといっていきなり「どうせ、を言わない!」と意気込んでも「どうせ言っちゃうよ…」って、すぐに「どうせ」がでてきちゃうことでしょう。笑
口癖って、そういうもんですもんね。
クセは習慣です。
既に習慣となっているものを無くしたり、新しいことを単体で始めるのにはエネルギーが要ります。
しかし、習慣自体に変化をつけるのは案外簡単にできるんですよね。
※関連記事:いつまで言い訳してんの?継続力に飽き性は関係ない話
『口癖を変える』だと、今までのクセを押さえつけてしまうことになってしまいます。
今の自分を活かしつつよりよく変化させるために、ステップ2では口癖を加えていきましょう。
「どうせ」+「だけど?」
既にある「どうせ」という口癖に、一体なにを加えるのか?
加える言葉とは「だけど?」です。
「どうせ」から始まった文章は、未来に起こりうる出来事を早々に決めつけようとしています。
なので「だけど?」という逆接の接続詞で、決まりきってしまった物事を肯定的に変えてしまいましょう。
『どうせ明日は雨だ。だけど、デートは屋内でもできるよな?』
『どうせ私にはできない。だけど、私にもできることがあるとしたら?』
『どうせこんなの売れない。だけど、買った人が狂喜乱舞するとしたら?』
こんな感じで「だけど?」に続く言葉はなんでもいいですよ。笑
ただ、ポイントは「?」です。
?マークはぜったい忘れないでください。
人の脳は、質問を投げかけると自分の意識とは関係なく答えを探し続けます。
ナイキのスニーカーが欲しいと考えていたら、無意識にナイキの靴ばかりに目がいくのと同じです。(今の私です)
「どうせ無理」で終わってしまうと、「無理な理由」ばかり思いついたり耳に入ってきたりします。
だからこそ「だけど?」で文章を終えて、都合の良いことばかり自分に集まってくるようにしましょう。
※関連記事:何が起きてもブレずに前に進むための1フレーズ
実際に考える
それでは最後に、ステップ3では実際に『できる理由』を考えてみましょう。
具体的にどう考えるか?
方法はめちゃくちゃ簡単です。
3分間だけブレインダンプをしてください。
※ブレインダンプとは?⇒思いついたことをひたすら紙に書き出すこと
※関連記事:やること多すぎいい!パニックから脱出する5つのポイント
どんなに忙しくても、3分間紙に向かって何かを書くことはできますよね?
たった、3分だけです。
ブレインダンプをする間は、他の事は一切しないでください。
スマホも切る。テレビも消す。お菓子もつままない!(あ、タイマーとしてスマホを使うのは可)
とにかく、ステップ2で加えた「だけど?」に続く質問に対して、思いつくことをひたすら書き出してみましょう。
たとえば、
あなたが「ブログを始めたい!」と思ったとして、
『どうせ私は続かない。』⇒これに口癖を加えて、
『だけど、私ができるとしたら?』
加えた口癖=質問です。
質問が決まれば、れっつブレインダンプ!
↓たとえばこんな感じ
- 漫画については語れる
- 貯金が趣味だからコツを知ってる
- 寝癖を一瞬で直す方法は教えれる
- 長距離走るのは苦なくできる
- ビニール袋のキレイな収納方法を知ってる
- 変顔が得意
- 服をたたむのが早い
- ペン回しが上手い
- ブラインドタッチはできる
- 満員電車でのポジション確保が得意
・・・etc
内容は、本当になんでもいいです。
他人と比べたりせずただただ質問の答えを3分間思いつくままに書きなぐってください。
一見「ブログと関係なくね?」ということだっていいです。
「続けることはできない」という否定に対して「じゃあできることって何?」なのでなんでもありですよ。笑
※「続けられるとしたら? 」という質問でももちろんおっけーです!
ちなみに上のリストは適当に書き出してみただけですが、これだけでも何か見えてくるものがあると思います。
たとえば10個中ほとんどは『日常生活の知恵』として、1つのジャンルにまとめることができませんか?
どうせ、あなたはブログを続けられないかもしれません。
だけど、『日常生活の知恵』というジャンルでならブログをかき続けられるとしたら?
どうせ、日常生活の知恵なんて既に色んな人が書いているかもしれません。
だけど、あなたが体験して学んだことはあなたしか知らないとしたら?
どうせ、あなたが知っていることは他の人も知っているかもしれません。
だけど、他の人は知っているだけであなたのようにブログをかいていないとしたら?
あなただからできることがあるとしたら?
・・・という感じで、
あなたが「ブログを始める」という行動につなげられるまで、
れっつブレインダンプ!笑
まとめ
この記事では、できない理由ばかり並べるのではなく、できる理由を考えるための3つのステップをお伝えしました。
その3つのステップとは
- 自分の考え方を認識する
- 口癖を加える
- 実際に考える
でした。
あなたが何か新しいことを始めようとしたとき、必ずといっていいほど否定する人がでてきます。
しかし否定する人のほとんどは「あなたが始めようとしていること」を成し遂げたことがない人です。
あなたは、自分に自信がなかったり弱い自分をみせたくないといった思いが心のどこかにあったので、否定する人の言葉を好んで集めていました。
その人たちの言葉は、悪ではありませんが正義でもありません。
否定的な言葉を集めていたあなたにも、善悪もなければ正誤もありません。
言葉はバイキングのように並べられているだけです。
よくみたら隣には「あなたにもできるよ」という言葉だって並んでいるんです。
あなたは自分に都合の良い言葉を自由に選ぶことができるんですよ。
できない理由ばかりに同調してしまうクセを、いきなりやめるのは難しいかもしれません。
なので習慣になっている口癖にちょっと変化をつけてみましょう。
「どうせ」の語尾に「だけど?」を加えてみてください。
すると必然的に肯定的な質問を自分自身に投げかけることができるようになります。
質問が決まったら、実際に考えて見ましょう。
3分間だけ、思いつくまま質問の答えを書き出してみてください。
始めようとしている新しいことに対して、一体なにをするべきなのか?
あなたができるとしたら、一体何なのか?
そうして考えていくうちに、新しく始めようとしていたことに対してできない理由なんかどうでもよくなってくると思うんですよね。
なぜならできる理由が見えてくると「できたらいいのになあ」という願望から「やってみたい!」という意欲に変わってくるはずだからです。
できる理由は、できない理由と同じぐらい無限にあります。
もっと自分に期待して、3ステップで自由にアクションを起こそうぜ。