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いつまで言い訳してんの?継続力に飽き性は関係ない話

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どうも、がわです。

 

何をやっても続かない、すぐ違うことに目移りしてしまう・・・。

「俺って三日坊主なんだよね」

「あたし飽き性だしぃ」

なんてことを常々いってるあなたに、好奇心旺盛で飽き性の私がお伝えします。

 

 

物事を継続するのに飽き性は関係ありませえええええん

 

 

継続力に飽き性は関係ない

 『飽き性でも継続させるコツ!』というのはあらゆるサイトで提案されています。

しかし、そもそも飽き性イコール継続力がないわけではないことを解説している人は少ないと思ったので、今回は実体験も交えて共有します。

 

あ、でも継続すること自体に飽き性が関係ないのであって、飽き性という性質があるのは事実ですよ。なぜって私がそうだからそうなんです。(そしてこれを読んでいるあなただって飽き性自覚者のはずだからっ!)

 

さて、人はなぜ飽きるのかという話をします。

それは脳が常に現状維持を好むからです。いくら好奇心旺盛で新しいことを始めても、『それまでの日常の方が快適だ!』と変化を拒みます。理由は生物として生存率を上げるために本能が働いているのです。

 

ウサギは目の前にある草しか食べません。隣にマツタケが生えていても目を輝かせヨダレを垂らすこともないですよね。なぜなら経験上、草だけ食べてりゃ生きれるからです。

ほとんどの生物は生き延びて子孫を繁栄させていくために必要なことしかしようとしません。まさに本能で生きています。

 

でも、人間は違いますよね?

欲深い生き物なのでいつも現状より良い状態を求めています。あれもしたい、これもしたい、もっともっとしたい!ってやつです。

で、良くしようとして何かやってみたけど、続かない。なんかもう、やる気ない。いわゆる三日坊主です。

 

そうなる理由は、本能が働いているからです。本人の意思とは関係なく、脳が判断しているのです。「私が生きるのにこれはせんでいい!」と、脳は変化させないようにあらゆる手段を使って、私たちに現状を維持させようとします。

 

健康のためにジョギングを始めよう!と思ったものの、「ごろごろしながら携帯を見てる方が楽だぜ~」と脳が判断させるのです。実際楽じゃん、と思ったら脳の企みは大成功。現状維持続行です。それを人は『飽きた』と思ったりするんですね。

 

「じゃあやっぱり飽き性じゃ継続できないじゃん!」と、思われるかもしれません。

 

でもちょっと、考えてみてください。

 

どんなに飽き性でも今まで何一つ継続できなかったわけではないはずです。

「思い当たるものが何もないんだけど・・・」と言う人でも、この記事を最後まで読めば絶対見つかります。断言します。

 

そもそも継続できることとできないことの差は、一体何なのか?

それを知ることができれば、飽き性でも10年単位で継続することができることを証明しましょう。

 

人が行動するときのパターンは2つ

そもそも人はどういう時に行動するのか?そのパターンをご存知でしょうか。

たとえば、ダイエットを始めるキッカケは人によって違いますよね。

理由はそれぞれであっても、パターンで分けるとたったの2つだけなんです。

 

人が行動するときのパターン

・獲得型(メリットを得るために行動する)

・防御型(デメリットを回避するために行動する)

 

「ダイエットで理想の体系を手に入れて自信をもちたい!」「モテたい!」

と、思って行動するのは「獲得型」の人です。

「このサプリを飲めばバスト2カップUP!?買う!」と、メリットに目が無いタイプの人ですね。(私です)

 

「お気に入りのジーンズが履けなくなる!」「体重が増えるほど病気のリスクがあって怖い!」

と、思って行動するのは「防御型」の人です。

「期間限定のゆずポン酢ポテチ?今じゃないと食べられない?!買う!」と、デメリットを恐れるタイプの人ですね。(私です)

 

「どっちもお前かよ!」と怒られそうですが。。笑

 

2パターンあるとはいえ、必ずしもどちからのタイプだけ、というわけではないことをお伝えしたかったのです。継続させたい物事によって、より適した理由はどちらなのか?を考えて取り組むことをオススメします。

 

メリット・デメリットを具体的に想像すると、継続する強い理由になりますよ。

 

 

さて、継続させる理由を自分に教えたあとは、いよいよ『行動』です。

ダイエットのための腹筋や健康のためのジョギングは、どのように実行すればいいのでしょう?

 

実は・・・、

飽き性が何十年でも継続できるヒントは、歯磨きにあったのです。

 

歯磨きが継続するわけ

先ほど私がどんなに飽き性でも継続できると断言した理由が、わかりましたでしょうか?笑

歯磨きはご飯を食べることと違って生物として必要な行為ではないのにも関わらず、みんな毎日継続しているのです。

 

・・・え?毎日してないって?

 

おっと失礼。(マスク装着)

あなたとはお友達になれそうにないですごめんなさい(丁寧にお辞儀)

システマ ハンディセット(携帯用ハミガキ・ハブラシセット)

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気を取り直して、毎日歯磨きする私とライフスタイルが近い方に質問したいと思います。

 

歯磨きが継続できるのは、一体なぜだと思いますか?

 

 

小さいときに教えられたから?

歯磨きは当たり前の行為だから?

 

 

答えは『歯磨き』=『習慣』だからです。

 

 

歯磨きを始めた頃は

「歯磨きできたら褒められた!やったあ!」

「歯磨きしないと虫歯だらけになる!こえぇー!」

と、それぞれタイプごとに行動する理由が違ったと思います。

理由はどうあれ、繰り返し毎日決まったタイミングで行動するとやがて習慣となり、意識しなくてもできるようになるのです。

 

つまり継続させたいことも、習慣にしてしまえばいいんですね。

そして習慣化のコツは、すでにある習慣に連動させることです。

 

たとえば、 

朝起きてジョギングしてから歯磨きをする。

寝る前に腹筋をしてから歯磨きをする。

といった具合に。

 

習慣化に必要なのは『行動するタイミングを決めること』です。

 

「朝晩8時に腹筋10回!」でももちろんいいですよ。でも「朝はできたけど夜は飲み会でできなかった・・・」というイレギュラーにも対応できるので、できれば既に習慣になっていることと連動させるのをおすすめします。

 

ちなみに私は、中学生のころから急に『右脳を鍛えよう!』と思い立ち、歯磨きを左手でするようにしました。

もともと右利きなので慣れるのは大変でしたが、『歯磨きする習慣』を『左利きで歯磨きする習慣』に変えたのです。飽き性の私が10年以上取り組めた理由ですね。

(右脳を鍛えられているかはわかりませんが・・・笑)

 

連動させるのが難しいと感じるようでしたら、私のように習慣そのものを変えるのもアリです。

たとえば『座るときはいつも太ももの間にクッションをはさむ』や『携帯を触るときは勉強アプリをひらく』みたいに、いつもやっていることをちょっと変えてみましょう。

 

習慣になってしまうと行動が当たり前になるので、「継続しなくちゃ!」と強く意識しなくても難なく続けられるようになります。

 

最初はほんとうに、簡単な行動でいいのです。むしろこれでいいのか?レベルで十分です。私の右脳訓練なんかまさにそうですよね。笑

 

腹筋も、いきなり10回が辛ければ1回でもいいんです。『腹筋してから歯磨きする習慣』を生活に馴染ませるのが大切ですからね。

逆に腹筋1回だけだと、自分が物足りなく感じそうですよね?

だったら自分がもうちょっと頑張れると思ったタイミングで、5回、10回、50回・・・と、どんどんレベルアップさせていけばオッケーです。

 

ちなみにレベルアップのタイミングはその日のやる気次第ではなく、無理なく続けられるレベルだと判断したときにしましょう。じゃないと『昨日は30回出来たのに今日は10回しかできなかった・・・』って悲しくなっちゃいますからね。

「今日も余裕だぜー!フゥー!」ぐらいが丁度いいです。

 

【まとめ】継続力に飽き性は関係ない

いかがでしょうか?

こうして考えると「飽き性」って、継続力に関係ないと思えてきませんか?

 

大切なのは『行動する理由』と『習慣化』を理解することです。

 

飽き性を理由にやめられる取り組みは、最初からメリットもデメリットもちゃんと見出していなかったんですよ。習慣と連動させて、取り組み自体を習慣化すればいいということも知らなかっただけです。

 

あなたは理由も習慣化も今日知りましたよね?

だから「自分は飽き性だから・・・」って言い訳、もうやめませんか?笑

 

本気で何かを継続させたければ、『手に入れたい未来(メリット)』『避けたい未来(デメリット)』を明確にし、習慣化しちゃいましょう!

 

 

根性論じゃなく心理学的に自分を行動させる具体的な方法の解説を知りたければ、コロンビア大学心理学博士(著)の『やってのける』がオススメ。

※この記事でちらっとお話した「獲得型」と「防御型」もこの本の内容からです。

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

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