どうも、がわです。
コミュ症の人って、自分から話しかけない上に、話しかけられても「あ・・・えっと・・・」みたいに全然自分のことも話せないですよね。
『言いたいことぐらいはっきり言えよ』と自分で思ったとしても、なかなかうまく言葉がでません。
かくいう私も、コミュ症だった一人です。
言いたいことが言えなくて友達でもないただの顔見知りだらけな環境は、お世辞にもいいものではありませんでした。見知った人ばかりなのに誰とも会話ができなくて、ひどくゆっくり流れる時間に耐えるのは、とても苦しかったです。
しかし、そんな私でもとうとうコミュ症とさよならすることができました。
本当に気を遣わない友人をつくり、今では海外で毎週パーティーを楽しめるほどになれたのです。
どうやったのか?
その方法は「いつも笑顔で!」や「積極的になろう!」みたいなことではありません。
私が実際に実施した今日からできる具体的なコミュ症脱出方法をご紹介します。
2つ以上当てはまればあなたもコミュ症
まず私が思うに、コミュ症の代表的な特徴は以下の5つです。
- あれこれ考えすぎて喋れない
- 何を話していいかわからない
- うまく会話しようとし過ぎて固くなる
- 結果不自然なリアクションで空回り
- 人と話すこと自体にビビる
どうです?当てはまるものはありましたか?
ちなみにこれらの特徴は、まんま過去の私です。
『楽しく会話したい』でも『話しかけないでほしい』
当時は、そんな矛盾した感情すら覚えていました。
コミュ症がそうじゃない人と比べて圧倒的に欠けているもの
「コミュニケーション能力がないからコミュ症なんだろ?」
そう思ったあなた。
いいえ、違います。
空気を読む能力でも、喋りの能力でもありません。
コミュ症が人と話すときに考えていることは何ですか?
「どうやって上手く話す?」
「何を話せばいい?」
それ、結局は、自分のことしか考えていないんですよね。
相手のことは度外視で、自分が喋ってその場を取り繕うとしています。
しかも自然に会話ができない自分を少しでも良くみせることしか頭にないのです。
実力以上にいいかっこしようとする前にやることがあるでしょう。
そう、コミュ症の人が他の人より圧倒的に欠けている要素は、相手のことを考える『思いやり』だったのです。
だって会話は、二人以上でするものですからね。
相手の話を聞くときに心がけるたった2つのコツ
会話中、いかに相手を思いやるか?
そのコツはたった2つです。
その1:相手の得意分野について質問する
まず自分が話せないことがネックなら、相手に話してもらえばいいのです。
やみくもに質問攻めするのも1つの手ですが、もっと相手のことを考えてみましょう。
誰もが話しやすい話題とは何でしょうか?
それは『自分の得意分野』です。
たとえば、
「好きなものはなに?」
「いつも休日何してるの?」
「最近一番時間かけたことは?」
そこから会話が始まって、
『うーん、Youtube見ることかな』「へぇーいつも何みてるの?」『アメトークとか?』「ああ、お笑い好きなんだ?」『うん。○○とか、コンビの△△とか・・・』
「じゃあ一番お気に入りのネタは?」
「アメトークでオススメはどの回?」
「他にも好きな芸人さんいる?」
・・・といった具合ですかね。
相手の返答から連想ゲームのように次の質問を導き出せばいいのです。
そう考えたら質問なんて、いくらでもでてきそうに思えませんか?
相手も自分の好きなことだから話しやすく、負担になりません。
そうやって質問しているうちにきっと、あなたも話したいことがでてくるでしょう。
その2:相手に寄り添ったリアクションを忘れるな
せっかく質問に答えてくれてた相手に、「そうなんだ」だけではあまりにも失礼です。
「へえ」「わあ」「すごい」みたいな感嘆詞とよばれるリアクションは基本中の基本ですよね。ちゃんと抑揚をつけて使えばかなり相手に寄り添うことができます。
でも実は私、感嘆詞よりも利便性が高く、あらゆる状況に対応できる魔法の一言を知ってるんですよね・・・。
え、知りたいですか?笑
しょうがないですねー。
じゃあこの記事を読んでくれているあなただけに、こっそり教えましょう。笑
感嘆詞よりも利便性の高い、
あらゆる状況に対応できる魔法の一言とは・・・
『ほんまっすか~』
・・・どこかで聞いたことある人、いるかもしれませんね。笑
実はこれ、お笑い芸人であるサバンナの高橋さんが、先輩と楽しく会話するため相槌のように使う魔法の言葉です。
私もこの一言のおかげで、かなり救われました。笑
私の場合目上の人には『ほんまっすか~』、普段の日常会話では『ほんまあ』を多用してます。(大阪人なのでむちゃくちゃ使いやすい)
高橋さんの使い方を参考にすると、相手が気分良く話しているときは明るいテンションで「ほんまあ!」、怒っていたり暗い話のときはトーンを下げて「ほんまあ・・・」といった具合にです。
『ほんまっすか!それはすごいですね』
『ほんまあ。大変やってんなあ』
みたいに、後ろに一言つけると、より相手に寄り添ったリアクションをとることができますよ。
相手に対して思いやりがあればコミュ症にならない
私がコミュ症を脱出できたのは、相手を思いやれていない自分に気付いたからです。
そして相手のことを思って実践したのが、『話しやすい話題に関しての質問』と『相手に寄り添ったリアクション』をすることでした。
どちらも今日からできます。今日から使えます。
そうこうしてるうちに自分も話したいことが勝手にでてくるので、会話は思ってる以上にあっさり成立するんですよね。
相手を思いやる気持ちを持てば、もう、あなたはコミュ症ではありません。
以上、私の実体験から導き出したコミュ症脱出法の紹介でした!
最後に、本を一冊ご紹介。
会話のパターンが豊富なこの本は、いかに相手の気持ちに寄り添うか?どうやって相手の話したいことを引き出すか?などより具体的に解説されていますので、よかったらご参考までに。
誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール 【会話がとぎれない!話し方シリーズ】
- 作者: 野口敏
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2012/09/01
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