どうも、がわです。
世の中って、ほんと何が起きるかわからないですよね。
良いことが起きると、内側からわくわくする気持ちがあふれて本当にのん気になれます。すごく調子がいいです。空の青さに感動します。急に世界が平和に見えます。
逆に悪いことが起きると、目に映るものすべてが冷たく感じます。電源の入っていないテレビに切なさを覚えます。心臓がショルダーバックをかけられたみたいに重いです。
そうなると心が沈みます。前を向けなくなることだってあるでしょう。
今回は、そんな風に悪いことが起きてしまったときでも、シンプルに一歩踏み出すための1フレーズを共有しようと思います。
人は何かが起きたら一番最初に『理由』を考える
人って、何かが起きたらとにかく『理由』を知りたがりますよね。
「なんで成功したの?」
「なんで好きな人に振られたの?」
といった具合に。
そして『わからないままの状況』がきらいだから、なにかしら『理由』を考えます。
「感謝の気持ちを持っていたからだ」
「自分がだめだったんだろうな」
・・・などなど。
理由は、いつだって自分本位です。
正解不正解がないから、自分が納得するもの、もしくは自分がそうだと思ったものが『理由』になるんですよ。
良いことが起きたときはいいですよね。
なんでもポジティブに捉えられるので、『理由』が行動を邪魔しません。ぐんぐん前に進めます。パワーだってみなぎりますよね。
でも、悪いことが起きたときはどうでしょうか。
「きっとあれがダメだった」「こうしとけばよかった」と、浮かび上がる『理由』があなたの心を揺さぶります。
時にその『理由』はあなたを不安にさせることもあるでしょう。
何が起きても事実は変わりません。いくら理由を考えても、正解はわからないんです。
「こうだろう」と思うことを理由にして、納得するしかないんですよ。
導き出した『理由』が前に進もうとしているあなたを邪魔してしまうこともあります。
「私は○○だからダメ」
「会社が△△だから無理」
「あの人が××だから・・・」
でも、どんな理由がでてきても、あなたは大丈夫です。
私が今からお伝えする1フレーズを知っていれば、あなたはちゃんと前に進むことができるでしょう。
ブレずに前に進むための1フレーズ
良いことも悪いことも、どんなことが起きても前に進みたい。
どんな『理由』がでてきても一歩を踏み出せる1フレーズとは・・・
『じゃあ、どうする?』 です。
「ええ、それだけ?」 はい、これだけです。笑
理由はどうあれ、起きた事実は変わらないですよね。前に進むのに理由なんて関係ないんです。
あなたが前に進むのに必要なのは『次の行動は何か』を知ることだけなんですよ。
それを知るための1フレーズが『じゃあ、どうする?』なのです。
たとえば
「仕事でノルマを達成できなかった」という事実があったときに
「自分に向いてないんだ。」などと理由を考えるんじゃなく、
『じゃあ、どうする?』とつぶやいてみるんです。
「どうせ自分はこうだから・・・」というような、前に進むのを邪魔する『理由』が浮かんできたとしても、とにかく『じゃあ、どうする?』と自分に問いかけてください。
すると
「やり方を変える?」
「達成できてる人の真似をする?」
「そもそも仕事を変える?」
って何かしら浮かんできますよね?
このように『じゃあ、どうする』で、次の行動を考えることが大切なのです。
「どうしたらいいのかなんてわからないよ!」と、思うかもしれません。
大丈夫です。答えはすぐに見つけなくてもいいんです。
自分に問いかけるときは、隣にいる友達が「ひまだなー」と言ったときに『じゃあ、どうしよっかー?』ぐらいの軽い感じでいいんですよ。
実際する・しないは置いといて『あ、○○行ってみる?』といった具合に、とにかく候補を上げてみようというスタンスで考えましょう。
(『どうするどうするどうする!?』って、自分を問い詰めなくて大丈夫ですからね!)
『理由』を考えている間は、完全に立ち止まっている状態です。
なぜならただの過去分析に過ぎないからです。
『じゃあ、どうする?』と自分自身に次の行動を質問するのは、未来を選択しています。その時点であなたはすでに、前に進んでると言えるのではないでしょうか。
シンプルに一歩踏み出そう
世の中って、何が起きるかわからないですよね。起きた事実に一喜一憂させられることは日常茶飯事です。
そして人は、事実の『理由』を知りたがります。
事実になにかしら『理由』をつけることで、自分を納得させようとするのです。
しかし自分でそうだと決めたにも関わらず、その『理由』はあなたの行動を邪魔することだってあります。
前に進みたいのに『理由』のせいで進めない、そんな時の1フレーズが『じゃあ、どうする?』でした。
起きた事実も変わらないし、『理由』に正解不正解がないのなら、あなたが考えるべきは次の行動だけなのです。
未来を選択するためにただ、自分に問いかけるだけでいいんです。
「なんでこうなった?」だと『理由探し』になるだけですよ。
頭の中を過去分析でいっぱいにしたところで何も変わりません。
『どうする?』と、次の行動に結びつけられる質問の仕方が大切なのです。
ちなみにこれは、良いことが起きたときも同じです。
「いえーい!」と喜んだあとに『じゃあ、どうする?』と次の行動を考えましょう。
そうすることで、あなたはもっと生きやすい瞬間を作ることができるはずです。
結局、何が起きても大丈夫なんですよ。
焦る必要も不安になる必要もありません。必死にならなくていいんです。
何か起きたときに、ただ『じゃあ、どうする?』とつぶやいてみてください。
それだけであなたは、より良い現状にするために、前に進んでいるのと同然なのですから。