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好きだけを集めて自由に生きるためのあれこれ

怠慢な自分を思い通りに行動させる『デメリット』の使い方

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どうも、がわです。

 

『やらなきゃいけないことがあるのにやる気になれない』

『毎日続けていきたいのにだらけてしまう・・・。』

怠慢モードに入った自分は、無理やり動かそうとしてもお尻が床にひっついて動きません。(私はベッドから出れません)

いつまで言い訳してんの?継続力に飽き性は関係ない話で新しいことを習慣化しようとしても、身につくまではうっかり忘れちゃうこともあるでしょう。

 

今回はそんなときに効果的な、意識せずとも思わず自分を行動させる『デメリットの使い方』をお伝えします。

 

デメリットが自分を行動させる理由

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンをご存知でしょうか?

彼が提唱した『プロスペクト理論』をざっくり説明すると、

『人間は利益よりも損失に敏感!』

ということが言われています。

 

たとえば、あなたは宝くじで500万円当たったとします。

500万円はもうあなたのものです。手の中の札束をみてにやにやしています。しかし、ここで緊急連絡が入りました。なんと後から他にも当選者が数名出てきたために、あなたは全額受け取ることができなくなったのです。

 

あなたなら、どちらを選択しますか?

 

①「85万円だけ受け取る」

②「415万円支払う」

 

ここでは、ほとんどの方がデメリット(損失)を避けて反射的に①番を選択されると思います。ですが言い方を変えただけで、どちらも『85万円受け取り415万円支払う』という事実は同じなんですよね。

 

また、別の例をあげてみます。

 

あなたはあるサイトで1500ポイント持っています。(知らない間に貯まっていたのでラッキー♪)ところがどっこい、1050ポイントは今月末期限なのでもうすぐ消えてしまいます。来月には450ポイントになってしまいます。

このポイント制度は、所持ポイントが1000以上なら、100ポイント単位で全部使うことができます。しかし1000以下なら貯まるまで使えません。

1500ポイントあれば、今なら3000円以上の商品を1500円引きで買うことができます。3000円の商品を選べば半額で手に入ります。

 

さてまたここで質問です。

あなたならどちらを選択しますか?

 

①今すぐ1500ポイントを使用して3000円の商品を半額で手に入れる

②何も手に入らず1050ポイントとポイントの使用機会を損失する

 

今回もデメリットを考えると①番を選んだと思うのですが、どうでしょうか?

 

ただこれも、言い方次第で印象がガラッとかわるんですよね。

こんな具合に・・・

 

①1500円支払って商品を買う

②1500円の損失を回避する

 

・・・どうです?改めてまして、どちらを選びますか?

(結局どっちがデメリットかわからなくなりますね笑)

あ、ちなみにこのポイントの話は(若干盛ってますが)私が最近直面した実話です。(私が選んだのは②番でした。)

『今月で1050ポイント消えます』「ええ、ちょ、待って!」なんて最初は焦ったのですが、事実出費になるのは①番だと気付いてページを閉じました。。(それでもなんか損した気分はあったりなかったりラジバンダリー)

 

このように、人は利益よりも損失に敏感なのです。

実はメリットを提示されるよりも失われる未来を想像させることができれば、自分だけでなく、あらゆる人も思い通りにできるんですよね・・・!(悪用厳禁んん)

※この記事では自分自身を行動させることにフォーカスしているので他人を操りたいと思った人もまずは自分をどこまでコントロールできるか挑戦することを推奨します。

 

それでは、いよいよデメリットを活用してやる気の無い自分を行動させる方法をご紹介します。

 

デメリットで自分を脅せ!

自分を行動させるとはどういうことか?

トイレを例にして考えてみましょう。

 

あなたが自分に、『トイレの後は絶対石鹸で手を洗わせたい』とします。「えー、普通は洗うでしょ。」 はい、大抵の人は洗いますね。笑

でも実は『水だけでささっと洗う人』が全体の約60%を占めていて、石鹸を使用している人は半分以下です。もしあなたが水だけ派60%に入っているとしたら、しっかりデメリットを活用しましょう。笑

 

活用方法は簡単です。

まずはメリットとデメリット両方を考えます。そして、デメリットに関してできる限り絶対避けたい状況を提示してみましょう。

 

【石鹸で手を洗うメリットとデメリット】 

①「石鹸を使って手を洗うとしっかり除菌されるので清潔感が保たれる

②「排泄物の菌は、トイレットペーパーを30枚重ねても潜り抜けて手にべったり付着している

 

(・・・・)(ヒィィ)

 

 

どちらも真実ですが、②番を提示されると絶対に手を洗いたくなりますよね。笑

※参考サイト:【医師監修】大腸菌が指に?トイレ後の手洗いが必要なワケ | ヘルスケア大学

 

このように、何か行動させたければ衝撃的なデメリットをインプットすると効果絶大です。トイレの例だと『手を洗わなきゃ』から、むしろ『絶対洗いたい』に意識を変えることができました。(清潔志向主義に転身)

 

ちなみにそうして石鹸で手を洗うことを繰り返していると、やがてその行動は習慣になります。意識しなくても行動できるのでデメリットに頼る必要もありません。(むしろメリットに切り替えましょう。)

※関連記事(2回目)⇒いつまで言い訳してんの?継続力に飽き性は関係ない話

 

自分を行動させるポイントは、『~するべきだ』のように強制力にものをいわせるのではなく、デメリットを活用して『~しなきゃ!』『~しよう!』と発想を転換させ、自発的に行動したくなるように仕向けることです。

 

まとめ

『人は利益より損失に敏感』です。

同じ内容でも、デメリットが強烈であればあるほど人は回避したくなります。思わず行動したくなることをお伝えしました。

また怠慢な自分を行動させたければ、自分にとってのデメリットを知る必要があります。

デメリット=避けたいこと・やりたくないことなので、あなたの回避したい状態を知る方法はこちらの記事⇒やりたいことがわからないなら『やりたくないことリスト』を作ればいいを参考にしてみてください。

 

デメリットを避けるということは、自ずと自分がやりたいことをしている状態になります。

それはつまり、自分が思い描いている理想の未来への一歩に違いないのではないでしょうか。

やること多すぎいい!パニックから脱出する5つのポイント

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どうも、がわです。


やることが多すぎて頭がごちゃごちゃで何から手をつけていいかわからない・・・。

そんなパニック状態から脱出する5つのポイントをご紹介します。

他のサイトに書かれていることも、一挙にまとめて詰め込んでみました。笑

全部書き出す(ブレインダンプ)

とにもかくにも、ごちゃごちゃしている頭の中をスッキリさせないことには、できることもできません。小さなことから大きなことまで、自分がやるべきだと思うことを全部紙に書き出しましょう。れっつ、ブレインダンプ!

※『ブレインダンプ』を知らない人は別に覚えなくても大丈夫ですよ。要は脳内を全て紙に書き出して問題を可視化させることが重要と理解していればいいからです。

※どうしても気になるならグーグル先生にきいてください。約44,400 件ぐらいでてきますから。笑

 

書き出すときの注意として、思いつくことをざっくりかくだけじゃ意味ないですよ。

問題をしっかり明らかにするためには、頭を空っぽにさせる勢いで具体的にかつ徹底的に、全部、書き出す必要があります。まじで、全部です。

「もうこれ以上無理ー!」と思ってもあと10個はでます。

 

「まじかよ・・・」と、できるかどうか不安な自分を信じられませんか?

大丈夫です。

 

自分を信じるな、俺を信じろ。お前を信じる俺を信じろ!ってね。 (アニキィ!)

 

重要と緊急を軸に優先順位をつける

出し切ったものに、優先順位をつけます。

以下の図は、『7つの習慣』で紹介されている『時間管理のマトリックス』を超ざっくりさせたものです。

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書き出したやるべきことを、この図に当てはめてみてください。

緊急なことは、すぐにやる必要があることです。

重要なことは、あなたにとって大切なことです。

いつまで経っても問題が解決されない場合の傾向は、『緊急だから重要と思い込んで3ばっかりやってる』か、『無駄に4ばっかりやってる』かのどっちかです。(Facebookの早送り料理動画は中毒だ)(by DELISH KITCHEN)(作らないくせに一生見れる)(無駄・・・ではない!)(←時間を決めろ)

 

ちゃんと1~4と番号順に取り組めば、あなたの問題は確実に解決に向かいますよ。

 

スケジュールにおとしこむ

優先順位を振り分けたあと、決めるべきことは『いつやるか?』です。

関連記事⇒いつまで言い訳してんの?継続力に飽き性は関係ない話

 

取り組むタイミングを明確にすると、何をしないといけないか?と迷う時間がなくなります。一ヶ月単位、週単位、日単位で作業進捗がとれるように、やるべきことをできるだけ具体的にスケジュールへおとしこんでいきましょう。

 

毎日の作業計画は、前日の夜か朝イチに、その日一日のやるべきことを整理してタイムスケジュールをつくるといいです。なぜなら『できる人のスタートは前日の夜から』ってどっかに書いてたからです。できる人は普通の人とスタートが違うってことですね。

ちなみに私の場合、前日の夜に書き出して朝イチにもう一度整理しています。(できる人・・・!)すんなり計画通りにすることもあれば、こっちの方が大事ってひらめくこともあります。経験上、ダブルチェックは相当効果アリですよ。

 

計画通りではなく道しるべにする

立てた計画通りに実行することは大切なのですが、変更してはいけないルールはありません。

だから夜朝でダブルチェックして変更してもいいんです。

計画は、自分が何を優先してやるべきなのか問題を可視化させ、頭も視界もクリアにすることが目的です。

 

実際作業中に「やっぱこうした方がいいかも?」「あれも必要だ」と、次々出てくるのは当たり前なので臨機応変に対応します。スケジュールはあくまで予定です。

完璧を求め計画に振り回されないようにしましょう。

 

簡単なことでウォーミングアップする

①~④がちゃんとできれば、パニックから脱出したも同然です。

しかし実際土台が出来たとしても、なかなか取り組みはじめられないのが人間の性ですよね。笑

 

そんなときはウォーミングアップとして『周辺の整理整頓』しましょう。

 

人間の心理として、ちょっと行動しかけたらあれもこれもやりたくなるんです。

たとえば、『出かるのめんどくせー』思っていても、服を着替えだしたらちょっとシャキッとして髪の毛を整えたりしませんか?出たら出たで、銀行に用事があるだけなのに「コンビニも寄ろうかな」「TSUTAYAも行きたい」って『出かけるのめんどくせー』って言ってたお前どこいったという話ですよ。

 

何か行動したいときはまず最初に、簡単なことをすればいいのです。

いきなり『銀行とコンビニとTSUTAYA全部行く』って考えると面倒ですが、『服を着替える』から始めれば簡単ですよね?

 

なので計画を立てた作業に取り掛かれないときは、作業する周辺を軽く整理してみましょう。ちょこっと周辺を整理整頓するぐらい、気合はいらないでしょ?

一旦行動を起こすと続けて次の行動に移りやすくなることを利用して、本当にやるべきことに取り組むのです。

 

整理整頓すると、実際に身体を動かすだけじゃなく、周辺の環境も整いますよね。

頭も環境もスッキリした状態だと作業もより効率的に進めることができるので、一石二鳥とはまさにこのこと!

 

まとめ

今回は、やること多すぎなパニックから脱出する5つのポイントをご説明しました。

  1. やるべきことを全部書き出して
  2. 優先順位を明確にして
  3. スケジュールにおとしていつやるかを決めて
  4. 柔軟に対応する気持ちをもって
  5. 整理整頓してから取り組む

5つのポイントを全て実施するとなると、結構時間がかかります。

しかしまる一日かかったとしても、頭の中がぐちゃぐちゃなまま作業するよりよっぽど効率的です。(スッキリして満足!で終わらないように。笑)ちゃんと優先順位を把握していないと、緊急性に気をとられてしまい、重要なことを見落としてしまいます。

 

本当に効率を求めるのであれば、パニックから脱出して冷静に現状を把握することから始めましょう!

完訳 7つの習慣―人格主義の回復

完訳 7つの習慣―人格主義の回復

 

 

いつまで言い訳してんの?継続力に飽き性は関係ない話

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どうも、がわです。

 

何をやっても続かない、すぐ違うことに目移りしてしまう・・・。

「俺って三日坊主なんだよね」

「あたし飽き性だしぃ」

なんてことを常々いってるあなたに、好奇心旺盛で飽き性の私がお伝えします。

 

 

物事を継続するのに飽き性は関係ありませえええええん

 

 

継続力に飽き性は関係ない

 『飽き性でも継続させるコツ!』というのはあらゆるサイトで提案されています。

しかし、そもそも飽き性イコール継続力がないわけではないことを解説している人は少ないと思ったので、今回は実体験も交えて共有します。

 

あ、でも継続すること自体に飽き性が関係ないのであって、飽き性という性質があるのは事実ですよ。なぜって私がそうだからそうなんです。(そしてこれを読んでいるあなただって飽き性自覚者のはずだからっ!)

 

さて、人はなぜ飽きるのかという話をします。

それは脳が常に現状維持を好むからです。いくら好奇心旺盛で新しいことを始めても、『それまでの日常の方が快適だ!』と変化を拒みます。理由は生物として生存率を上げるために本能が働いているのです。

 

ウサギは目の前にある草しか食べません。隣にマツタケが生えていても目を輝かせヨダレを垂らすこともないですよね。なぜなら経験上、草だけ食べてりゃ生きれるからです。

ほとんどの生物は生き延びて子孫を繁栄させていくために必要なことしかしようとしません。まさに本能で生きています。

 

でも、人間は違いますよね?

欲深い生き物なのでいつも現状より良い状態を求めています。あれもしたい、これもしたい、もっともっとしたい!ってやつです。

で、良くしようとして何かやってみたけど、続かない。なんかもう、やる気ない。いわゆる三日坊主です。

 

そうなる理由は、本能が働いているからです。本人の意思とは関係なく、脳が判断しているのです。「私が生きるのにこれはせんでいい!」と、脳は変化させないようにあらゆる手段を使って、私たちに現状を維持させようとします。

 

健康のためにジョギングを始めよう!と思ったものの、「ごろごろしながら携帯を見てる方が楽だぜ~」と脳が判断させるのです。実際楽じゃん、と思ったら脳の企みは大成功。現状維持続行です。それを人は『飽きた』と思ったりするんですね。

 

「じゃあやっぱり飽き性じゃ継続できないじゃん!」と、思われるかもしれません。

 

でもちょっと、考えてみてください。

 

どんなに飽き性でも今まで何一つ継続できなかったわけではないはずです。

「思い当たるものが何もないんだけど・・・」と言う人でも、この記事を最後まで読めば絶対見つかります。断言します。

 

そもそも継続できることとできないことの差は、一体何なのか?

それを知ることができれば、飽き性でも10年単位で継続することができることを証明しましょう。

 

人が行動するときのパターンは2つ

そもそも人はどういう時に行動するのか?そのパターンをご存知でしょうか。

たとえば、ダイエットを始めるキッカケは人によって違いますよね。

理由はそれぞれであっても、パターンで分けるとたったの2つだけなんです。

 

人が行動するときのパターン

・獲得型(メリットを得るために行動する)

・防御型(デメリットを回避するために行動する)

 

「ダイエットで理想の体系を手に入れて自信をもちたい!」「モテたい!」

と、思って行動するのは「獲得型」の人です。

「このサプリを飲めばバスト2カップUP!?買う!」と、メリットに目が無いタイプの人ですね。(私です)

 

「お気に入りのジーンズが履けなくなる!」「体重が増えるほど病気のリスクがあって怖い!」

と、思って行動するのは「防御型」の人です。

「期間限定のゆずポン酢ポテチ?今じゃないと食べられない?!買う!」と、デメリットを恐れるタイプの人ですね。(私です)

 

「どっちもお前かよ!」と怒られそうですが。。笑

 

2パターンあるとはいえ、必ずしもどちからのタイプだけ、というわけではないことをお伝えしたかったのです。継続させたい物事によって、より適した理由はどちらなのか?を考えて取り組むことをオススメします。

 

メリット・デメリットを具体的に想像すると、継続する強い理由になりますよ。

 

 

さて、継続させる理由を自分に教えたあとは、いよいよ『行動』です。

ダイエットのための腹筋や健康のためのジョギングは、どのように実行すればいいのでしょう?

 

実は・・・、

飽き性が何十年でも継続できるヒントは、歯磨きにあったのです。

 

歯磨きが継続するわけ

先ほど私がどんなに飽き性でも継続できると断言した理由が、わかりましたでしょうか?笑

歯磨きはご飯を食べることと違って生物として必要な行為ではないのにも関わらず、みんな毎日継続しているのです。

 

・・・え?毎日してないって?

 

おっと失礼。(マスク装着)

あなたとはお友達になれそうにないですごめんなさい(丁寧にお辞儀)

システマ ハンディセット(携帯用ハミガキ・ハブラシセット)

システマ ハンディセット(携帯用ハミガキ・ハブラシセット)

 

 

気を取り直して、毎日歯磨きする私とライフスタイルが近い方に質問したいと思います。

 

歯磨きが継続できるのは、一体なぜだと思いますか?

 

 

小さいときに教えられたから?

歯磨きは当たり前の行為だから?

 

 

答えは『歯磨き』=『習慣』だからです。

 

 

歯磨きを始めた頃は

「歯磨きできたら褒められた!やったあ!」

「歯磨きしないと虫歯だらけになる!こえぇー!」

と、それぞれタイプごとに行動する理由が違ったと思います。

理由はどうあれ、繰り返し毎日決まったタイミングで行動するとやがて習慣となり、意識しなくてもできるようになるのです。

 

つまり継続させたいことも、習慣にしてしまえばいいんですね。

そして習慣化のコツは、すでにある習慣に連動させることです。

 

たとえば、 

朝起きてジョギングしてから歯磨きをする。

寝る前に腹筋をしてから歯磨きをする。

といった具合に。

 

習慣化に必要なのは『行動するタイミングを決めること』です。

 

「朝晩8時に腹筋10回!」でももちろんいいですよ。でも「朝はできたけど夜は飲み会でできなかった・・・」というイレギュラーにも対応できるので、できれば既に習慣になっていることと連動させるのをおすすめします。

 

ちなみに私は、中学生のころから急に『右脳を鍛えよう!』と思い立ち、歯磨きを左手でするようにしました。

もともと右利きなので慣れるのは大変でしたが、『歯磨きする習慣』を『左利きで歯磨きする習慣』に変えたのです。飽き性の私が10年以上取り組めた理由ですね。

(右脳を鍛えられているかはわかりませんが・・・笑)

 

連動させるのが難しいと感じるようでしたら、私のように習慣そのものを変えるのもアリです。

たとえば『座るときはいつも太ももの間にクッションをはさむ』や『携帯を触るときは勉強アプリをひらく』みたいに、いつもやっていることをちょっと変えてみましょう。

 

習慣になってしまうと行動が当たり前になるので、「継続しなくちゃ!」と強く意識しなくても難なく続けられるようになります。

 

最初はほんとうに、簡単な行動でいいのです。むしろこれでいいのか?レベルで十分です。私の右脳訓練なんかまさにそうですよね。笑

 

腹筋も、いきなり10回が辛ければ1回でもいいんです。『腹筋してから歯磨きする習慣』を生活に馴染ませるのが大切ですからね。

逆に腹筋1回だけだと、自分が物足りなく感じそうですよね?

だったら自分がもうちょっと頑張れると思ったタイミングで、5回、10回、50回・・・と、どんどんレベルアップさせていけばオッケーです。

 

ちなみにレベルアップのタイミングはその日のやる気次第ではなく、無理なく続けられるレベルだと判断したときにしましょう。じゃないと『昨日は30回出来たのに今日は10回しかできなかった・・・』って悲しくなっちゃいますからね。

「今日も余裕だぜー!フゥー!」ぐらいが丁度いいです。

 

【まとめ】継続力に飽き性は関係ない

いかがでしょうか?

こうして考えると「飽き性」って、継続力に関係ないと思えてきませんか?

 

大切なのは『行動する理由』と『習慣化』を理解することです。

 

飽き性を理由にやめられる取り組みは、最初からメリットもデメリットもちゃんと見出していなかったんですよ。習慣と連動させて、取り組み自体を習慣化すればいいということも知らなかっただけです。

 

あなたは理由も習慣化も今日知りましたよね?

だから「自分は飽き性だから・・・」って言い訳、もうやめませんか?笑

 

本気で何かを継続させたければ、『手に入れたい未来(メリット)』『避けたい未来(デメリット)』を明確にし、習慣化しちゃいましょう!

 

 

根性論じゃなく心理学的に自分を行動させる具体的な方法の解説を知りたければ、コロンビア大学心理学博士(著)の『やってのける』がオススメ。

※この記事でちらっとお話した「獲得型」と「防御型」もこの本の内容からです。

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

 

 

自由になりたきゃ今の生活やめてみそ。私が既存の日常をやめた話

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どうも、フリークリエイターがわです。(キリッ

 

今回は悩める子羊たちに、ウサギ(がわ)が自由は案外あっさり手に入るぜって話をしようと思います。

自由の定義は人それぞれかも知れませんが、私がほしいと思った自由は『好きなことを好きな時に好きなだけ好きなようにできる状態』です。

 

それだけを求めて、私は既存の日常をあっさりやめました。

 

会社と大阪にアディオス

自由になりたすぎて爆発した私はまず、会社をやめました。

※詳細は⇒がわのプロフィール

 

なぜなら日常で一番時間を使っていたのが仕事だったからです。会社をやめると、仕事に費やしていた時間がいかに多かったのかを実感しました。

しかし、時間的に自由になってもなんだか落ち着きません。『働いていなきゃいけない』や『正社員に戻らないといけない』といった、見えないプレッシャーを感じたからです。

 

私は地元の大阪が大好きです。

旅行で国内外問わず結構あちこち行くのですが、地元に戻ってくると『やっぱ大阪ええなー』とすごくタニタ安心します。

 

でも大阪にいると、私の中のあらゆる固定概念が私を自由にしてくれませんでした。周りのみんな働いていて、それが当たり前で、周りと同じことをしていない私に罪悪感を感じさせるのです。

「こんな気持ちになるようじゃ、やりたいことも満足にできない。」

地元は大好きだけど、地元で作り上げた固定概念を壊すために、一旦離れることを決意しました。

 

彼氏彼女が「お互いのために、ちょっと距離を置こう・・・」と再開を約束して離れる感じですね。(※人間関係で距離を置く場合は8割別れる準備だという自論を持っていますが私は大阪と別れる気は一ミリもありません。)

 

とにかく私は、会社をやめて手に入れた自由な時間を、自分をもっと自由にするために使おうと決めたのです。だから生活環境も人間関係も、一旦全てリセットしました。

 

「どうせなら海外に行こう。」

 

今までの日常どころか、常識まで違う場所にいきたい。

そうして私は自由を求めて、大阪から新しい土地へと飛び立ったのでした。

 

選んだのはカナダのバンクーバー

私がバンクーバーを選んだ理由は2つあります。

1つは、以前に旅行で来たことがあったから。

もう1つは、当時バンクーバーが世界で最も住みやすい都市ランキングで3位だったからです。(2017年では5位に下がっちゃってますね笑)(でも住み心地は良かったのは事実です)

 

渡航当初、私は英語が全くできませんでした。(ぶっちゃけ今もですが)

中学のころから英語は苦手です。カナダに来る前から自習はしていましたが、全く意味をなさなかったですね。覚えたフレーズ全部忘れました。(つらい)

でもまあ、最初こそすごく焦りましたが、将来英語を使って何かをしたいわけではなかったので途中から適当に楽しんでましたね。一応語学学校に通ったので「旅行では困らないかな?」程度まで成長できました。

ペラペラじゃなくても生活できるし、とても親しい友人を何人もつくることができたので、英語力がなくても大して困ることはありませんでした。

 

時間がゆったり流れる

「スピードが命」みたいな性質を持っている私は、カナダの人、もの、すべての時間感覚がゆっくりすぎて、最初はむちゃくちゃもどかしかったです。(※がわはせっかちです)

 ※関連記事⇒へなちょこだった私が何十人にも慕われる上司になれたたった一つの理由 

 

でも何ヶ月も滞在していくうちに、結果として、ゆったりと流れる時間感覚は私に大きな心の余裕を与えました。

 

私はカナダで一切仕事をしていません。

仕事は好きなので海外でも働いてみたい願望はありましたが、周りを見ているとやってることは根本的に日本と大して変わらないと思ったからです。

私の英語力うんぬんではなく、海外にきてまでアルバイトする理由が私にはありませんでした。

 

もちろん、やってみれば得られるものはあるだろうし、せっかく海外にいるのだから働いてみればいいのに、という意見もありました。

でもそれって、本当にやりたいこと?と考えてみたとき、『周りがやってるから私もやっておこう』とか『せっかくの機会だからやらないともったいない』みたいな固定観念が顔を出していただけだったのです。

 

日本にいたときと変わらなくなる。

また何かに縛られてるようじゃあ、意味がない。

 

時間がゆったり流れるから立ち止まって考えられます。 

自分の気持ちと向き合う余裕をもてたからこそ、私は自由でいられたのです。

 

自分に優しく、人に優しく

小学校のとき、大好きな先生には『自分に厳しく、人に優しく』と教えてもらいました。そういう人はかっこいいと思い、小学生ながら強く心がけていました。

 

今思えば、根底にその思いがあったから、素早く物事を済まそうとしてせっかちになったり、自分の失敗が許せなかったり、「~すべきだ」みたいな考え方になったのかもしれません。

 

誰も、厳しく生きなくていい。

 

甘えだとか、現実逃避だとか、そういうことを言うのは決まって余裕のない人です。

自分はもがきながら生きているんだから、お前ももがけ!と言ってるようなものですよ。

「私はニンジン食べないからお前も食べるな!」とか、ぶっとんでますよね。笑

(アイコンはウサギでもニンジンは苦手です)

 

だから自分にも優しくなろう、って思ったんです。

家族や友人、同僚、自分の周りに誰か一人でも私のことを想ってくれる人がいるなら、自分を大切にするのは私を想うその人を大切にするのと同義ではないでしょうか。

 

自由を手に入れる

私が求める自由は『好きなことを好きな時に好きなだけ好きなようにできる状態』だったので、それを叶えるために日常をやめました。

※関連記事⇒現状は『はじめる』より『やめる』方が大きく変わるから先に何かやめろ 

 

結果として、現在はほぼ理想通りの状態です。

このブログ運営も、知ってるだけで生きやすくなる情報がいっぱいあるのに気付けなかった、もっと早く知りたかったと私が感じたことを伝えたくてやってます。

義務でもなんでもない、私がやりたいと思ったことです。

 

お金はどうしてるの?と思われるかもしれませんが、みんなと同じようにある分で生きてます。

貯金がゼロになったからといって、今の日本でいきなり死ぬことはありません。

それにお金を得る手段なんていくらでもありますよね。

 

 

今まで、誰にも追われているわけではないのに生き急いでいた気がします。 

ずーっとマラソンしてた感覚です。タイムなんか誰も計ってないよ、コースもないから途中店に入って新しい靴だって見てもいいよ。好きなようにやりゃいいじゃん。

 

自由は自分が想像してるよりも、案外あっさりなれるんですね。

 

人生の決断を後悔しないたった1つのポイント

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どうも、がわです。
決断したいのにうだうだしてしまうこと、あると思います。

後悔したくない思いが強すぎて結局決められないまま、そのこと自体が後悔になるのは本末転倒です。

 

私は、『後悔』という概念を知らないのではないかと疑いたくなるほどいつも赤子のように笑うばあちゃんを知っています。

私のおばあちゃんです。彼女はカーラーで髪の毛を巻くのがとても上手です。

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(※画像ぴったりすぎてお借りしました。ありがとうございます。)

引用:大阪のおばちゃんとおじさんフィギュアガチャ – いつかみたハワイ

今回は、そんなテクニカルパーマばあちゃんが教えてくれた、人生の決断を後悔しないたった1つのポイントを共有しようと思います。

 

経験できることはありがたい

私の大好きなおばあちゃんは、物心ついたときからずっと、私が何をしても褒めてくれました。

 

幼少時代わんぱくだった私が、家の柱によじ登ったって、そのままタンスの上で遊んだって、おばあちゃんは怒りませんでした。外から壁をつたってベランダに登り、家に入ったこともあります。(今考えたら恐ろしくて仕方ないですが。笑)

とにかく思いつく限り色々やりましたが、おばあちゃんに怒られた記憶はありません。

 

何をしても、絶対受け止めてくれるおばあちゃん。

ただ孫に甘いだけなのでは?と思いきや、そういえばおばあちゃんはいつも同じ言葉を言ってたのを思い出しました。

 

『経験できることがありがたい』

 

学校に行っている、それだけでもおばあちゃんは私に、『経験ができてありがたいね』と言いました。

アルバイトを始めた時も、『社会勉強ができて、ありがたいね』。

社会人になったときも、『お金をもらいながら勉強と経験ができてありがたいね』。

 

失敗も経験、何事も経験、経験できること自体がありがたいのだと、おばあちゃんは教えてくれました。

 

やって後悔よりやらない後悔の方が大きい

経験がありがたいとはいえ、実際失敗が怖くてなかなか決断できない気持ちはありますよね。決断できないのは『やるんじゃなかった・・・』って、自分の選択を後悔したくないんです。

だけどやらなかった後悔は、どんどんたまっていきます。

 

あなたは、知っていますか?

 

人が死ぬ前に一番後悔することは『やらなかったこと』だということを。

  

看護師が語った、死の直前に誰もが口にする「後悔のことば」

01.もっと自分らしく生きればよかった
02.あんなにガムシャラに働かなくてもよかった
03.言いたいことははっきりと言えばよかった
04.もっと友達と連絡をとればよかった
05.もっと自分の幸せを追求すればよかった

引用元:TABI LABO

 

全部、やっておけばよかったことばかりですよね。

やらなかったことへの後悔は死ぬ直前まであなたの心に残るのです。

 

人生最後の日なんて誰にもわかりません。

目を閉じる。真っ暗になる。もう二度と、光をみることはない。

あなたがあなたとして生きれるかどうかは、あなたの決断次第なのです。

 

それでもあなたは、決断せずにいられるでしょうか。

※後悔せず生きるための肝に銘じておくべき3つの項目もあるのですが、それはまた別の記事でお話しようと思います。

 

決断を後悔しないたった1つのポイント

後悔しないのが大切ではないのです。後悔は恐れるものではないと知ることが大切なのです。

なので決断に迷ったら、『やらない後悔よりやって経験』と考えればいいんです。

あなたはきっと大丈夫です。だって私のおばあちゃんがついてますから。ついでに私もついてます。(え、いらない?)

 

成功も失敗も関係なく、起こったことは全部経験となり、あなたの糧となります。

たとえ『やらなきゃよかった・・・』という気持ちが芽生えても、『今知れてよかったなあ』と思えばいいのです。

経験できたことに感謝したら、それはもう後悔じゃなくなりますよね?

※関連記事: 自由になりたきゃ今の生活やめてみそ。私が既存の日常をやめた話

 

それに、よくいませんか?ダメンズ彼氏と別れられなくてずるずる付き合ってたのに別れた瞬間『別れてよかったー!』ってむちゃくちゃ切り替え早い女子。ドロドロになるほど迷ってたのは演技だったのか!?と勘ぐってしまうレベルです。

決まって『なんでもっと早く別れなかったんだろう?』って言いますからね。

 

でもこれって、恋愛だけじゃないと思うんです。

何かを決断した後はみんな大体『なんでもっと早くしなかったんだろう?』ってなるんです。

 

だから決断した後の後悔を恐れなくていいんですよ。 

何が起きても『いっぱい経験したなー』って、ニヤニヤしたらいいじゃないですか。

そんなこという私はいつもニヤニヤしてます。(変態かもしれません)

 

変態でもウサギでも、臆病にならなくていいんです。

誰でもない、自分の人生ですから。

 

 

やらない後悔なんかためてないで、もっともっと自由に生きようぜ。

 

 

掲げた目標がしっくりこないなら無意識な他力本願と決別せよ

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 どうも、がわです。

今回は無意識な他力本願な気持ちと決別するために発信します。

 

この『無意識』というところがポイントで、『目標を掲げて頑張っているはずなのになんだかしっくりこない』『なんか気持ちがふわふわしている』の原因はそこにあったのです。

 

気付いたので、早速共有です。

無意識な他力本願と決別できれば、自分しかやりようのない明確な目標を立てることができますよ。

 

いつまで他力本願で生きるつもりだ?

深く考えずに生きていると、本当に表面的なことしか考えられなくなります。

 

私が「自分の人生を生きたい!」と思い立ったとき、本気のはずなのに気持ちはどこかふわふわしていました。

自分で立てたはずなのに、目標は自分より少し離れたところで宙に浮いていて、いまいち落とし込めていないのです。

『意志が弱いのか?こんなに強い感情で本気なはずなのに・・・。』

時折そんな疑惑を抱えながら、毎日、自分なりにできることをやり続けました。

 

 

私はこれまで、幸運にもたくさんの人に支えられて生きてきました。

自分では本当にありがたいことだと思っています。

だからこそ、深層心理で誰かに支えられることが当たり前の習慣として定着していました。自分で自分の人生を生きようと思っている中に、外的要因をどこかで期待している自分の甘さがあったのです。

 

いかに今まで無意識に他人に頼って生きてきたかはっきりと自覚しました。

 

こういうのをヒラメキと呼んでいいのかわかりませんが、本当にハッと気がつきました。自分でなんとかすると意気込みながら、いつかのタイミングで誰かが助けてくれる、そんな期待をどこかでずっとしていたのでしょう。

 

通りで、気持ちが浮つくわけです。

自分の思いが表面的なのも、自分のこととして本気で考えれていなかったんですよ。

主観目線でなく、自分が出演している映画をみて『クライマックスはこうがいいな』と画面の外からまるで他人のように目標を描いていました。

 

無意識な他力本願は、必要に応じて人に頼るのとは違います。

自分じゃなく誰かになんとかしてもらおうとするのはただの責任転嫁でしかありません。

 

自覚することでわかること

未来や目標がいまいちはっきりしない理由は、無意識に他力本願を期待することが原因でした。

 

人は少しでも楽をしようという気持ちがどこかにあるわけで、どこまで本当に自覚できているかどうかで夢に帯びる現実味が変わります。

自分を助けてくれる存在を理解すると、自分の立ち位置が見えてきます。

映画を見ている観客ではなく、ちゃんと主演者として舞台に立つのです。

だから地に足がつく考え方ができるんですよね。

 

そうしてはっきり認識できるようになったのは、将来の自分のイメージです。

 

私の場合、以前に思い描いていた理想とはすこし違うかたちになりました。

だけどすごくしっくりくるし、『これだ!』と確信も持てます。

誰でもない自分が達成する目標だと心底納得できたからなんですね。

 

『最初はスッキリはまらなかったパズルのピースが、少し角度を変えたらピッタリはまった。』

目標が腑に落ちたときは、まさにそんな感じでした。

 

改めて目標を設定する

他力本願と決別し、自分の立ち位置が理解できたら、改めて目標を設定します。

 

目標は、自分にしかやりようのないことにするのが大切です。

 

もし今目標を掲げていたとして、「それは外的要因を当てにしていないか?」と問いかけることを忘れてはいけません。

たとえば『毎日本を読む』というような小さな目標でも、自分がやらなければ誰もしないことを設定します。

誰のせいにもできない目標です。

いくら言い訳を並べても、やるかやらないかを選択するのは自分であることを今一度認識しましょう。

 

そうすると1週間、1ヶ月と続けられただけでも着実に前に進んでいることが実感できます。

継続し積み重ねることができた目標は、間違いなく自分の実力であり自信になります。

 

誰かになんとかしてもらおうとする目標というのは、あなたの人生を他人に任せるということです。

それは、あなたの人生があなたである意味がないことと同じではないでしょうか。

 

まとめ

目標は、無意識な他力本願と決別することでクリアになります。

また自分しかやりようのない目標だからこそ意義があるのです。

 

誰かに頼るのがいけないのではありません。

無意識な他力本願、『自分が達成する目標』を外的要因次第にしないということです。

決意した情熱は、自分の中で燃やしましょう。

 

※オススメ書籍『思考は現実化する』

まず、明確な願望を持とう。

燃えるような願望や目標が、確固たる行動に転化したとき、あなたの夢は実現する。

あなたの欲しいものは、自ら求め、手に入れよ

引用:『思考は現実化する』 ―第2章 『望』よりー

 

この世界的なベストセラーになった自己啓発本、『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル(著)は、Kindle Unlimitedサービスを利用すれば無料で読むことができます。(※2017年3月25日現在)

www.likereedom.com

『思考は現実化する』には、著者のナポレオン・ヒルが20年以上かけて500人以上の成功者を分析することで体系化した成功哲学がぎっしり詰まっています。

 

無意識の他力本願と決別できたら、目標に向かってどう行動していくべきか?

この本を読むことはあなたの目標達成の助けになることでしょう。

現在は無料で読めるので、気になる章だけでもぜひ読んでみてください^^

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フォトリーディングで今自分が求めている答えだけを短時間で抜き取る

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どうも、がわです。


今回ご紹介するフォトリーディングを知って実行すれば、 

  • 何か新しい知識を効率よく得たいとき
  • 欲しいアイディアのヒントがほしいとき
  • 自分の中の”わからない”もやもやを、クリアにする情報が必要なとき
  • こんな分厚い資料読めるかちくしょう!とやっきになったとき

かなりの高確率で、自分にとって必要な知識を効率よく得ることができますよ。

 

 

そもそも“フォトリーディング”とは?

1ページ1秒程度の素早い速度でページをめくり、文字としてではなく写真として脳に情報を取り込み、その上で必要な情報だけを抽出することができる情報処理術です。

 

正式には「フォトリーディング・ホール・マインド・システム」と呼ばれています。

生まれつき持っている画像処理システムと潜在意識を組み合わせて、読書の達人と同じような脳の使い方をしようぜ!というものです。

 

私はこれを聞いて、映画ミッションインポッシブルを思い出しました。笑

特殊なコンタクトを装着し瞬きするだけで情報をコピーしてしまうあれです…。

フォトリーディングのイメージはまさにそれだと思います。まばたきシャッターで撮影し、1ページずつ脳内の画像フォルダへ入れていく感じです。

 ※知らない方はごめんなさい。オススメ映画なのでよかったら観てください。笑

 

フォトリーディングの目的

フォトリーディング”は、“速読”とは違います。

なぜならそもそも本を読む目的が違うからです。

 

速度は、目を素早く動かすことで本の内容全てをスピーディーに理解することを目的としているのに対し、

フォトリーディングは、比較的リラックスした状態で本の全体感を把握し、今の自分にとって重要な箇所だけを効率よく抜き出すことを目的としています。

 

どちらも、私からすればすごい情報処理術だと思います。

もし両刃が揃えば読解力や処理能力が最強になって、仕事で自社の資料だけじゃなく、先方からの資料も楽々把握してスムーズに業務を進められるかもしれませんね!

学生時代、テスト勉強用に知っておきたかったです…。笑

 

今回この記事では、“フォトリーディング”にフォーカスしてお話をしたいと思います。

 

速読は習得するまで訓練が必要とされていますが、フォトリーディングだと私はすぐに効果が感じられました。「必要な情報すぐ見つかった!スゲエ!」と。笑

フォトリーディングはとても極端な言い方をすると、“ざっくりみてフォーカスする”ということなので私の大雑把な性格に合っていたのかもしれません。

 

 フォトリーディングの具体的な方法

それではフォトリーディングは1~5のステップで成り立っているので、順を追って説明していきます。

 

ステップ1:準備

本や資料を読む前に、そもそも対象物に対して問いかけを行います。

  • この本に期待することは?
  • この本から得られる情報はどれぐらい重要?
  • どこまで詳細に理解する必要がある?
  • どのくらい時間をかける?

このように目的をハッキリさせておくことで、頭に必要なキーワードが入りやすくなります。紙に箇条書きで書き出すとわかりやすいですよ。

 

 

次に、本にちゃんとフォーカスできる状態をつくる「ミカン集中法」を実施します。

 

「なんだその気の抜ける名前は…。」というご意見、同感です。笑

 

集中法のネーミングはどうあれ、やることはいたって簡単です。

自分の後頭部から15~20cmぐらい上空にミカンが浮かんでいることを想像するだけです。すると意識を後頭部上空に持っていき、集中モードに入ることが出来るのです。

誰でも集中しているときは、意識は自然と後頭部の方にあると言われています。意図的に同じような状態に持っていって集中力を高めようというわけです。

 

別に浮かんでいるのはミカンである必要はないのですが、美味しそうなステーキでも想像しようものならお腹をすかせてしまうので、やはりミカンあたりが適当だと思います。笑

 

心構えと集中モードの準備が出来たら、次!

 

ステップ2:予習

本を買うとき、あなたはいつもどこを見ますか?

 

表紙、目次、裏表紙、著者の情報など、一応ざっくり全体を把握しますよね?

それと同じ事をしてください。ただし、これには順番があります。

 

①文書をざっと見渡す

いつもしている、本の構成が確認できる表紙や目次を1~2分でざっと見ます。

 

②目的にそった価値があるかを検討する

先ほど「準備」のときに考えた目的に見合った情報が得られそうかどうかを確認します。

 

③読み進めるか否かを決定する

「んん?読まないの?」

はい、読まないこともあります。

大前提として必要な情報を効率的に抽出することが目的なので、期待する情報が得られないと判断したら、その時間を別の本や資料にあてましょう。

 

ステップ3:フォトリーディング

いよいよフォトリーディングします。

 

読む目的も明確にしたし、この本には必要な情報の抽出も見込めることを確認した。

フォトリーディングで成果を得るぞ!

という意気込みは大切なので心の中で高らかに宣言しましょう。笑

ミカンを浮かべて集中モードに入ったら、フォトリーディングを始めます。

 

  • 本の四隅が一度に視界に入るよう、本の見開きページ全体を眺めるようにする。
  • 文字を1語1語見るのではなく、ページ全体をひとつの画像として捉える。(ミッションインポッシブル…!)
  • 心の中で「リー・ラックス」と呟きながら一定のリズムでページをめくる(1~2秒)(ポジティブな言葉でリズムがとりやすければ何でもいいそうです)

 

後ろにミカン、本を写真と捉える、「リラックス」と呟き、ペースを崩さずめくり続ける…

 

って、めっちゃ忙しい!!

 

でも硬くならずに、言葉通りリラックスして行なってくださいね。笑

 

完ぺきじゃなくて大丈夫です。あなたの脳は優秀なのできっと取り込めてるはずです。

そうして最後のページまでめくり終えたら必ず、「全ての情報はちゃんと脳に送り込まれたぜー!いえーい」と自分をほめてあげましょう。

 

フォトリーディング終えただけでは、書かれている内容全てを理解できていません。そんなことができるのは特殊能力をお持ちの方だと思うので、ここではそこまで期待しなくて大丈夫です。

 

ダウンロード自体は完了した、ということを脳に伝えてあげて

すぐに次のステップに入りましょう。

 

ステップ4:復習

このステップですることは3つあります。

 

①文書の調査

もう一度、文書の全体像を把握するために以下の項目を確認します。

  • 表紙や裏表紙にかかれている言葉
  • 索引
  • 太字や斜体、見出し、小見出しなどの強調されているところ
  • 囲み記事や数字、図表、グラフ等

 

②トリガーワードの抽出

「トリガーワード?なんだそれは」と思われるかもしれませんが、本の中にたびたびでてくる重要そうなキーワードや、先ほど調査したときに強調されていた言葉をとにかく書き出してください。

それがトリガーワードです。20~25個ぐらいを目安にピックアップしましょう。

 

このとき、最初からじっくり読んでしまうとフォトリーディングではなくなってしまいますので注意してください。内容を理解するのではなく、パラパラめくりながら繰り返し使われている単語を探す感じです。

また、自分のニュアンスで「これは著者が伝えたがっていそうだな?」と感じるもので大丈夫です。どんどん抜き出しましょう。

 

③質問を作る

先ほど抽出したトリガーワードをみながら、「著者に尋ねたい質問」を考えます。

 

私はここ、一番気合を入れています。

 

目的を達成させる情報がこの本にあるのはわかっているので、トリガーワードから連想される自分の知りたい情報を明確化させます。すると後で、本は答えてくれるのです。

 

スゲエ!」の感想はここからきました。笑

 

質問は何個でもいいです。この本から得たい情報を引き出す具体的な質問をしましょう。これも、私は紙に書き出すことをオススメします。

 

質問ができたら、クールダウンへ…。

 

ステップ5:活性化

①生産的休養

 

さていよいよクライマックスですが、ここで一旦休みます!

 

「準備」から「復習」までは一気にやりきるのがベストですが、活性化する前に、脳にインプットした情報を処理する時間を与えてあげましょう。お肉も熟成させると美味しくなるように、情報も熟成させて質を高めるイメージです。

なので最低でも10分~20分、できれば一晩、本から離れましょう。

会議室でいくらうんうん頭をひねっても何も出てこなかったのに、帰宅してシャワーを浴びてたら「あっ」となるあの感じです。

一旦離れることで情報も抽出しやすくなります。

 

②質問を見直す

休んだあとは、書き出した質問を改めて見直してみましょう。フォトリーディング直後に浮かばなかった質問があれば書き加えてもいいし、変更してもいいです。アップデートしましょう。

 

必ず答えは得られる!”と自身を強くもつことを忘れないで下さいね!

 

③スーパーリーディングとディッピング

またカタカナがでてきましたが大丈夫です。

スーパーリーディングは、本を一から読むのではなく重要と思われる章やページをざっと読むことです。このときも1文字ずつではなく、ページ全体が見えるようにして右上から左下へと視線を流すように移動させます。

ディッピングとは、スーパーリーディングしている中で、気になる箇所やキーワードを見つけたときに行います。その箇所やキーワードから数行~多くても2ページ程度じっくり読みます。

 

要は全体を俯瞰的にみてピンポイントに潜る、ということです。

 

この作業を行うことで、既に脳に処理されている情報をキーワードを結びつけて質問の答えを導き出していくのです。

 

④マインドマップを作る

ここまでで情報の全体像が把握できていると思うので、今度はその情報をマインドマップに書き起こします。すると、十分に情報が得られていないところでペンが止まるので、その部分はもう一度スーパーリーディングとディッピングで補います。そうしてマインドマップを完成させていきます。

 

 

これで活性化が完了し、フォトリーディングは終了となります。

 

お疲れ様でした!

 

フォトリーディングまとめ

今回は、短時間で自分にとって必要な情報を効率よく抽出するフォトリーディングの方法を具体的にご紹介いたしました。

 

手順としては、

1.準備 ⇒ 2.予習 ⇒ 3.フォトリーディング ⇒ 4.復習 ⇒ 5.活性化

の5段階でした。

 

ちなみにここまでの作業は、初めての実践でも大体1時間半ぐらいでできます。

(私でそれぐらいでできました)(あ、一晩寝かせる時間は除いてます)

 

 

私が実際にフォトリーディングを実施して面白いと思ったのが、

  • 別の質問が浮かんだとき、
  • アイディアのヒントが欲しいと思ったとき、
  • もやもやをクリアにしたいとき、

一度フォトリーディングを行った本から、高確率でその答えを得られたことです。

 

しかもすごく短時間で、ピンポイントに。

 

まさに「スゲエ!」です。笑

 

これはあくまで私の感想です。

ただもしあなたがまだ一度も試したことがなければ、2日で平均45分ずつあればできるので、ぜひやってみてください^^

 

表ではクールに業務をこなしながら、内心「スゲエ!」とニヤニヤ出来るかもしれませんよ。笑